カゴアミドリ

               

online shop入荷情報(10/3)

1)『MAO / PORTUGAL』ポルトガル各地のカゴが届きました
2) 初入荷!スロバキアの伝統工芸「トウモロコシの皮細工」のかご


(1) 『 MAO / PORTUGAL 』
ポルトガル各地の伝統的なかご

現在、店頭にて開催中の『MAO / PORTUGAL』では、ポルトガル各地の伝統的なかごと手仕事をご紹介しています。
 
比較的温暖な気候で、南北に長いポルトガル。地域ごとに異なる素材を利用したかごづくりが、今も受け継がれています。
 
今週は企画展にあわせ、定番のケーン(葦)から、ヤナギやクリ、めずらしいコルク(樫) のかごまで、ポルトガルのさまざまなかごがオンラインショップに並び揃いました!

 
どこかおおらかで、あたたかなポルトガルのものづくりを感じ取っていただけることと思います。ぜひご覧ください。
 
◆ Cane Basket
南部の海岸地方・アルガルヴェのケーン(葦)のバスケットは、港町で古くから使われてきた運搬用の手提げかごです。
光沢あるクリーム色とコロンとしたフォルム。ワンハンドルとスライド式のフタの組み合わせが一番の特徴。ベテランの作り手・イザベルさんが大切に作り続けている形です。
XShttps://kagoami.com/SHOP/ETC101.html
Shttps://kagoami.com/SHOP/ETC105.html
Mhttps://kagoami.com/SHOP/ETC102.html
Lhttps://kagoami.com/SHOP/ETC103.html
 
 
◆ Zig zag Basket
ポルトガル中部の村で作られているかご。ジグザグの名のとおり、王冠を模したような華やかな形。つややかなヤナギが食卓を彩ります。
Shttps://kagoami.com/SHOP/ETC311.html
Lhttps://kagoami.com/SHOP/ETC312.html
 
 
◆ Pao Basket
同じ産地より、こちらはヤナギのしなやかさを生かした曲線の重なりが美しいかご。「Pao」はポルトガルで「パン」のこと。コロンと丸いパンを山盛りに載せてみたくなります。
Shttps://kagoami.com/SHOP/ETC313.html
Mhttps://kagoami.com/SHOP/ETC314.html
Lhttps://kagoami.com/SHOP/ETC315.html
 
 
◆栗 収穫かご
コインブラの東に位置するフンダオンの町は、サクランボの産地。農園で使われてきた収穫かごは、丈夫な栗材を使用しています。
https://kagoami.com/SHOP/ETC304.html
 
 
◆ ヤナギ トレイ
北東部グアルダ近郊の代々の職人・アルベルトさんのかご。古代ローマ帝国以前からかごづくりが行われてきたという歴史ある産地。細いヤナギを細かく編んだ四角いトレイは、ありそうでいて、なかなかないデザインです。
https://kagoami.com/SHOP/ETC316.html
 
 
◆ アカシア トレイ
北部・ミーニョのアビリオさんのトレイは、芯材が左右に大きく飛び出したつくりが印象的です。縦材にアカシア、横材にヤナギを使っています。
https://kagoami.com/SHOP/ETC308.html
 
 
◎ポルトガルのかご
https://kagoami.com/SHOP/181445/list.html
 
 


(2) スロバキア共和国
トウモロコシ細工 が新入荷しました

中央ヨーロッパ諸国に受けつがれてきた、トウモロコシの皮を使った工芸品のことは、以前から見聞きする機会がありました。
 
このたびご縁ありまして、自然ゆたかなスロバキア共和国を代表する作り手、バレリア・ギュルシオヴァさんによる作品を取扱いできることとなりました。
 

現在76歳のバレリアさんは、伝統的なトウモロコシ工芸の産地として知られるネスヴァディ村のご出身。
 
全盛期には、村のほぼすべての家庭でトウモロコシの皮を使ったものづくりが行われていたそうで、バレリアさんも小学校2年生の頃から、母親に習って制作を始めました。
 
素材となるトウモロコシの皮は、選別・洗浄・乾燥させる作業が必要で、一年分の材料を確保するのも容易ではありません。
 
細く裂いた皮を、撚りをかけて縄状にしながら編みあげていく作業は、紐づくりとかごづくりを同時に行っていく熟練の技が必要です。
 
紐の太さは、かごの大きさや用途に合わせて調節。ルーピングやコイリングの技術が描き出す模様も魅力のひとつです。
 
何十年にもわたる制作の日々を経て、ますます創作熱が高まっているというバレリアさんのトウモロコシ細工の数々です。
 
◆ スクエア バスケット
https://kagoami.com/SHOP/EVN301.html
https://kagoami.com/SHOP/EVN302.html

 
 
◆ ラウンド バスケット
Shttps://kagoami.com/SHOP/EVN309.html
Lhttps://kagoami.com/SHOP/EVN311.html
 
 
◆ ペン バスケット
https://kagoami.com/SHOP/EVN305.html
 
 
◎スロバキアのかご
https://kagoami.com/SHOP/206666/list.html
 
 

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今週は、岡山・蒜山に滞在し、毎年恒例となっている蒜山蒲細工振興会さんの「ガマ刈り」のお手伝いに参加してきました。
 
ガマ細工の材料となる「ヒメガマ」は、毎年10月のはじめから1週間ほどかけて、鎌を使って一本一本を手作業で刈り取ります。
太さや長さ、色合いをみて選り分けていくと、実際に使用できるのは10本に1本の割合になってしまうことも。
 
刈り取り後は、そのまま小川に移動し、きれいに洗い流してから、乾燥させるまでが一日の作業となります。
 
わずか2日間の参加でしたが、腰と膝裏がかなりの筋肉痛に。。。不安定な天候の中でも、連日休まず作業を続ける振興会のみなさんに頭が下がります。
 
刈ったばかりのヒメガマは、青いネギのような色あい。しっかりと乾燥させることで、徐々に光沢のある質感へと変化していきます。
 
本格的な製作は、雪が積もりはじめる頃からです。来春の完成のお知らせを、楽しみに待ちたいとおもいます。

2025.10.3

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