『ブロールさんの白樺樹皮のかご展』はじまりました

2021年はじめの企画展は、今年で4回目となるブロールさんの「白樺樹皮のかご展」です。

会期:1月12日(火) – 24日(日) 
時間:10:30-17:00  
 ※1/18(月) 休み

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、企画展スペースは5名までのご入場とさせていただきます。ご来店のお客様におかれましては、マスクの着用・入退店時の手指消毒のご協力をお願いいたします。
なお、実店舗で販売している製品の一部は、会期途中よりオンラインショップでご紹介する予定です。

ブロール・フォシュルンドさんは、スウェーデン・ヨーテボリ郊外で活動するネーベルスロイド(白樺樹皮細工)の職人。当店では、4年前から毎年企画展を開催し、過去2回は ワークショップとトークイベントを行っていただきました。

今年の来日はかないませんでしたが、おかげで「これまでになく製作に没頭できたよ」とのこと。多くの新作や、キャニスターやスプーンなど、得意とする木工品も届けていただきました。

定番のパンかごや収納のかごに加えて、ポーチ、トートバッグ、手提げかごも充実。

つかうほど手になじむ白樺素材のやさしさをぜひ感じてみてください。

 

 

『Brorさんの白樺樹皮のかご 展』

『Brorさんの白樺樹皮のかご 展』
1月12日(火) – 24日(日) 10:30-17:00  (1/18(月) 休)

スウェーデン・ヨーテボリ郊外で活動しているネーベルスロイド(白樺樹皮細工)の職人、ブロール・フォシュルンドさんの企画展を、今年も開催いたします。

白樺は、北の荒れ地に一番に根を伸ばし、森を生みだし、他の植物を育む、恵みの樹。そんな白樺の樹を守る コートのような役割の「樹皮」は、なめらかな革のような質感をもつ優れた素材として、古くからさまざまなものづくりに利用されてきました。

40年にわたり白樺細工を続けているブロールさんが作るかごは、こうした伝統を踏まえつつ、ちいさな工夫とアイデアが随所にのぞく 手間ひまのかかった作りが特徴です。その大きな手からうみだされる、こまやかで愛らしい作品の数々を今年もご紹介できますこと、うれしく思っています。

スウェーデンの暮らしに息づく白樺のかごの、あたたかな感触と造形の楽しさを感じていただければ幸いです。

※新型コロナウイルス感染症への対策の一つとして、実店舗で展開する製品は順次オンラインショップでもご紹介してまいります。

 

【ポーランドのかごと織物展】はじまりました!


12月15日(火)より『ポーランドのかごと織物展』がスタートしました!
冬のポーランドのお家の中にいるような、あたたかな雰囲気に包まれています。


今回、ポーランド各地の特色あるカゴとともににぎやかに並んでいるのが、北東部のちいさな農村 ヤノフに伝わる織物です。

昔ながらの織機を使い「二重織り」の技法で模様を浮き上がらせた、かわいい絵織物は【slowart】を主宰する藤田泉さんに手配していただきました。


ヤノフ織りの特徴は、なんと言っても布いっぱいに描かれた、村の暮らしの風景。

木々や花、鳥や動物たちに囲まれ、遊ぶ子どもたち、畑仕事や季節のお祭り。自然の恵みとともに営まれてきたヤノフ村の折々の物語が、作品の一枚一枚から伝わってきます。(その模様には図面がなく、すべて織り手の頭の中だけ組み立てられているというのですから驚きです!)

一時期、村に130人以上いたという織り手さんは、現在は9人。ですが、そのうち3人は最近になって加わった次世代の女性たち。新しい時代へとバトンが受け継がれつつあります。

羊を育て、糸をつむぐところから始まるヤノフの織物の世界、この機会にぜひのぞいてみてください。

ヤノフ村の織物を特集した番組を店内でご覧いただけます。
『布のおはなし 世界は布思議 3』
youtubeではこちら > https://www.youtube.com/watch?v=VZ0IH3gALy4 

 

【ポーランドのかごと織物展】アレクサンダーさんのかご

森の素材から生まれるポーランドの多彩なかごの中でも、いまは作る人がほとんどいなくなってしまった貴重なかごの一つに出会うことが出来ました。

さわやかに香るスプルースの枝に、マツの木の根を組み合わせた珍しいかごを作っているのは、アレクサンダーさん。2019年にお会いした時、84歳とのことでしたがとてもお若い印象!

アレクサンダーさんが作っているのは、東~北ヨーロッパに多くみられる形、コロンと丸い、持ち手付きのかごです。赤い実をたっぷり入れた古いかごにを手に、にこやかに出迎えてくれました。

早速素材採りに。マツの木の細い根には、しなやかでとてもつよい繊維が含まれていて、かご素材にはうってつけですが、掘りだすのは重労働です。アレクサンダーさんはいつも、近所にある砂地の森で採取をしているそうです。たしかに堅い土よりは掘りやすそうですが、それにしても力のいる作業です。

かご1個つくるには、これよりもう少したくさんの根っこが必要です。

つぎに登場したのは、細い木の板。さまざまな太さの穴が開けられています。

 

掘りたての根を、太さに合った穴に通して引っぱると、表皮がするするとむけていきます。
水分が抜けないうちに、すべてをすばやくはぎ取る必要があります。
なんともいえないさわやかな香りが、あたりにさっと広がりました。

スプルースの細い枝を骨組みに、根はその間をかがるように通していきます。

リクエストに応えて、大切な民族衣装を出してきてくださいました!

広い庭には、牛小屋や養蜂の巣箱もあり、かご以外のお仕事にも忙しいアレクサンダーさん。

ポーランドの森に囲まれた暮らしのなかで長い間作られ、使われてきた、このかごを今回の企画展でご紹介できることを、うれしく思っています。

この旅の実現のために力を尽くしてくれたポーランドの団体「セルフェンタ」にも、この場をお借りしてお礼申し上げます。

12/15(火)-27(日)『ポーランドのかごと織物 展』

『ポーランドのかごと織物 展』
 2020年 12月15日(火) – 27日(日) 10:30-17-00

2019年の夏に訪れたポーランドは、かごの宝庫でした。

かごづくりの盛んな国は多くありますが、ポーランドの特徴は多様な素材とユニークな形。ヘーゼル(ハシバミ)、スプルース(トウヒ)、ウィロー(ヤナギ)など、森の恵みをたくみに利用したかごの歴史と文化が、今も各地に息づいています。

今回の展示では、ポーランドでも貴重となりつつある、各地の職人による伝統的なかごに加え、東部小さな村、ヤノフ村に伝わるうつくしい織物たちもあわせてご紹介いたします。


多彩なかごを届けてくれるのは、ポーランドの非営利団体「セルフェンタ」。
同国に受け継がれてきたかご作りを次世代に伝えることを目的に、調査や記録、そして作り手の支援などの活動を精力的に行っています。

ヤノフ村のあたたかな毛織物を日本に紹介しているのは、「slowart」の藤田泉さんです。古典的な二重織の技法で、自然にかこまれた村の風景や暮らしの姿を丹念に描きあげた手織り布を、美しいタペストリーや敷物、クッションカバーなどに仕立てて届けてくださいます。

こまやかに編み、織りこまれた伝統の形から、身近な自然のなかで紡がれてきたポーランドの暮らしが、あざやかに浮かびあがります。

(写真はすべて、スタイリング: 駒井京子, 撮影: 疋田千里)

ぜひこの機会にお運びください。

『ポーランドのかごと織物 展』
 日時:2020年 12月15日(火) – 27日(日)
    10:30-17-00
 場所:カゴアミドリ(東京都国立市)

 

動画「ポーランドのかごについて」(セルフェンタによる解説・4分37秒 英語)