企画展

2024
               

05.01 – 05.19『オンプリュのかごとコナヤのカナモノ』(国立店)

2024年5月1日(水)-19日(日)
11:00-17:00
カゴアミドリ国立店  ※月火 休み

ケニアの手仕事を扱う「オンプリュ」と、カナモノ作家「コナヤ」による合同展を、今年も開催いたします!

オンプリュさんからは、色とりどりのサイザルバッグや生活のカゴを中心に、アフリカンオリーブを削った木工品、ケニア伝統の一枚布などが並びます。

ナイロビから車で3時間ほど。マチャコス地方はサイザル(リュウゼツラン)の栽培が盛んな地。その葉からとれる糸をカラフルに染めて編む丈夫なかごは、カンバ族の手仕事として知られています。

かごを編むのは女性たち。男性たちが手掛けるオリーブの木を削った木工品や、現地の暮らしに欠かせない「カンガ」と呼ばれる伝統布とともに、今年もオンプリュさんがケニアの魅力的なものたちをたくさん届けてくれます。

 
コナヤさんが手掛けるのは、真鍮やアルミを使った暮らしの中のカナモノ。植物やいきものをモチーフとしたアクセサリーやインテリア、モビールなど、お部屋が明るくなるような楽しいアイテムばかりです。

緑萌えるゴールデンウイークの頃、ぜひ国立店にお運びください。

               

04.05 – 04.22『樹皮を編む -池田暢子 個展-』(松本店)

2024年4月5日(金) – 22日(月)
カゴアミドリ松本店
11:00-17:00 ※火水木 休み

今年も、長野・駒ケ根に工房を構える 池田暢子さんの個展を開催します。

池田さんが素材とするのは、ヤマブドウ、クルミ、ウリハダカエデの樹皮、マタタビ蔓など、多種類の植物。
20代の頃、編組品がさかんな福島・奥会津で暮らして、技術を学んだ経験が現在のかごづくりに活かされています。

素材となる植物はすべて長野県内で自生していたもの。
自然そのままの魅力が伝わるように、できるだシンプルな編みや形にこだわって制作しています。

季節ごとに山に入り、材料を採るのが何より楽しみ、と語る池田さん。
7日(日)、21日(日)は在店も予定しています。

長野の豊かな森の恵みを感じさせる作品の数々。ぜひ手に取ってご覧ください。

               

03.20 – 03.31『縁起物のわら細工 展』(国立店)

3月20日(水)~31日(日)
カゴアミドリ国立店
11:00-17:00 (月火定休)

 

宮崎県・日之影町『わら細工たくぼ』の縁起物のお飾りを取り揃えた企画展を開催します。

今年は、春分の日 3/20からのスタートです。
日に日に春の訪れが感じられるこの時期。新たな季節や新生活のはじまりに、すがすがしい香りのわら細工が寄り添ってくれます。

たくぼのお飾りは、門出を祝う贈りものとしても喜ばれています。
今回は、定番の縁起物、祝酉・祝亀・縁のギフトセットをご用意いたしました。

会期中は、わら細工たくぼの代表 甲斐さんと山木さんの在店してくださいます。
あたらしい春、太陽と土の恵みにぜひ触れてみてください。

               

03.16 – 03.17『森を編む -オシャラ POP UP &トークイベント-』(国立店)

3月16日(土), 17日(日)
カゴアミドリ国立店
11:00~17:00

oxalarte(オシャラ) 山下豊子さん トークイベント
「チリ チロエ島の手仕事」
3月16日(土) 17:30~19:00

ブラジルから南米各地の伝統的なかごを日本に紹介する活動をしている oxalarte(オシャラ) の山下豊子さんをお招きした POP UP STORE &トークイベントを開催いたします。

当店にはこれまで、チリ南部・ラフケンチェ族によるチュポン(パイナップルの葉)を編んだかご、ブラジルの先住民族による団扇など、現地でも珍しい手仕事を届けていただきました。

今回のイベントでは、さらに貴重なブラジル・ヤノマミ族、チリ・チロエ島のかごや手仕事の道具、アクセサリーなどをお持ちいただく予定です。

先住民族のヤノマミは、アマゾン地域の熱帯雨林に住み、狩猟や採集を中心とした生活を続けている人々。現地で「Xotehe(ショテヘ)」とよばれる浅めのかごは、家庭内での食糧保管などに欠かせない道具です。

深めのかご「Wii a(ウィイア)」は、薪やキャツサバなど森で採取用したものの運搬に使われています。


その他、木の実のアクセサリーや、木彫りの動物、馬毛細工もご覧いただけます。

 

トークイベント『チリ・チロエ島のかごと手仕事』
話し手:oxalarte(オシャラ) 山下豊子さん
日 時:3月16日(土) 17:30~19:00
場 所:カゴアミドリ国立店
参加費:1,000円 (お菓子付き)

ご希望の方はメールにて「info@kagoami.com」まで。
タイトルを『3/16 トークイベント』とし、お名前、電話番号、参加ご希望の人数をお知らせください。

・・・
南米民藝訪問の旅。
チロエ島は、チリのパタゴニアの玄関口にある大きな島。

かつて複数の先住民グループが居住したこの島は、他の地域とは異なる独自の文化をもつことで知られています。世界遺産にもなっている木造の教会堂群が一つの良い例で、先住民文化と西洋文化の融合により、この島独自の建築様式が誕生しました。

そして、森は、この島の手仕事に必要不可欠なもの。
森に自生する植物を使った、さまざまなカゴがあります。

旅の目的は、これらのカゴを見ること。森と島民の関係をさぐること。
トークイベントでは、旅の報告ともに、チロエ島のカゴを中心とした手仕事についてお話したいと思います。

【山下豊子さん プロフィール】
2000年 ブラジル移住。以後、ブラジルを始めとする南米の民藝に惹かれる。
2009年 オンラインショップ「Oxala」を立ち上げ、アンティーク宗教雑貨を中心に販売。
2019年 南米の民藝を巡る旅をスタート。ペルーの旅行記「アヤクーチョの民藝」を執筆・発行。
2022年 チリのプエルト・サアベドラへの取材旅行。旅の記録「ラフケンチェ族の手仕事、ピルワ」を執筆・発行。

               

03.09 – 03.10『植物からうまれる生活道具 – Gallery Sen POP UP STORE -』(国立店)

3月9日(土), 10日(日)
カゴアミドリ国立店
11:00~17:00

3月9日(土)
トークイベント「山の上のお店にできること」
18:00~19:30

松本市郊外。北アルプスと松本平を一望できる高台の古い平屋に店を構え、個人作家を中心とした手仕事の生活道具を紹介している「Gallery Sen」によるPOP UP SHOPを開催します。

3/9,10(土日)の2日間、オーナーの大久保修子さんにお越しいただき、長野で活躍する4つの工房の生活道具を販売していただきます。

Gallery Senは、当店にとって特別な存在のお店です。2018年夏に開催していただいたカゴアミドリの出張イベントがきっかけとなり、松本で活動している方々や作り手さんと出会う機会がふえるなど、松本店の出店につながりました。

手仕事の道具を紹介するつなぎ手としての役割だけでなく、作り手の視点もあわせもつ大久保さんの視線はきびしくもやさしい。職人たちの描く未来に寄り添いながら、山の上のギャラリーを運営しています。松本を訪れる際には、ぜひ足をはこんでほしい場所のひとつです。

国立店でのPOP UP SHOPでは、素材となる「植物」に着目した生活道具をご紹介します。作り手たちによる、実演も予定しています。

植物からうまれる生活道具
-Gallery Sen POP UP STORE-
3月9日(土), 10日(日)
カゴアミドリ国立店

【参加工房】
・米澤ほうき工房 ― 箒(素材を育てる)
・へんみ櫛店 ― 櫛(限定された樹種を使う)
・木工ヤマニ ― ペッパーミル(地域材利用を考える)
・大久保ハウス木工舎 ― 調理道具、匙(端材、難あり材を活用する)

 
トークイベント「山の上のお店にできること」

日時:3月9日(土) 18時~19時半
場所:カゴアミドリ国立店
参加費:1,000円

店は、自分にとっての手段であり、道具であり、言語ですと語るGallery Senのオーナー 大久保修子さん。
つくり手に「突っ込んだ店」であることで、モノが生まれるまでのプロセスを共有し、出会う喜びや、長く愛着を持って使う楽しみの場を創造しています。

植物を利用したものづくりのこと、長野のつくり手たちとのつながりや、街の中心より離れた場所で店を運営することについて、たっぷりとお話を伺いたいと思います。

ご希望の方はメールにて「info@kagoami.com」まで。
タイトル「3/9(土) トークイベント」として、ご氏名、電話番号、人数をお知らせください。

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