03.16 – 03.17『森を編む -オシャラ POP UP &トークイベント-』(国立店)

3月16日(土), 17日(日)
カゴアミドリ国立店
11:00~17:00

oxalarte(オシャラ) 山下豊子さん トークイベント
「チリ チロエ島の手仕事」
3月16日(土) 17:30~19:00

ブラジルから南米各地の伝統的なかごを日本に紹介する活動をしている oxalarte(オシャラ) の山下豊子さんをお招きした POP UP STORE &トークイベントを開催いたします。

当店にはこれまで、チリ南部・ラフケンチェ族によるチュポン(パイナップルの葉)を編んだかご、ブラジルの先住民族による団扇など、現地でも珍しい手仕事を届けていただきました。

今回のイベントでは、さらに貴重なブラジル・ヤノマミ族、チリ・チロエ島のかごや手仕事の道具、アクセサリーなどをお持ちいただく予定です。

先住民族のヤノマミは、アマゾン地域の熱帯雨林に住み、狩猟や採集を中心とした生活を続けている人々。現地で「Xotehe(ショテヘ)」とよばれる浅めのかごは、家庭内での食糧保管などに欠かせない道具です。

深めのかご「Wii a(ウィイア)」は、薪やキャツサバなど森で採取用したものの運搬に使われています。


その他、木の実のアクセサリーや、木彫りの動物、馬毛細工もご覧いただけます。

 

トークイベント『チリ・チロエ島のかごと手仕事』
話し手:oxalarte(オシャラ) 山下豊子さん
日 時:3月16日(土) 17:30~19:00
場 所:カゴアミドリ国立店
参加費:1,000円 (お菓子付き)

ご希望の方はメールにて「info@kagoami.com」まで。
タイトルを『3/16 トークイベント』とし、お名前、電話番号、参加ご希望の人数をお知らせください。

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南米民藝訪問の旅。
チロエ島は、チリのパタゴニアの玄関口にある大きな島。

かつて複数の先住民グループが居住したこの島は、他の地域とは異なる独自の文化をもつことで知られています。世界遺産にもなっている木造の教会堂群が一つの良い例で、先住民文化と西洋文化の融合により、この島独自の建築様式が誕生しました。

そして、森は、この島の手仕事に必要不可欠なもの。
森に自生する植物を使った、さまざまなカゴがあります。

旅の目的は、これらのカゴを見ること。森と島民の関係をさぐること。
トークイベントでは、旅の報告ともに、チロエ島のカゴを中心とした手仕事についてお話したいと思います。

【山下豊子さん プロフィール】
2000年 ブラジル移住。以後、ブラジルを始めとする南米の民藝に惹かれる。
2009年 オンラインショップ「Oxala」を立ち上げ、アンティーク宗教雑貨を中心に販売。
2019年 南米の民藝を巡る旅をスタート。ペルーの旅行記「アヤクーチョの民藝」を執筆・発行。
2022年 チリのプエルト・サアベドラへの取材旅行。旅の記録「ラフケンチェ族の手仕事、ピルワ」を執筆・発行。

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