ポルトガルの南端、アルガルヴェ地方で作り続けられている「ケーン」のかごです。
丈夫なハンドルに、平らな「蓋」が取り付けられたこちらのタイプは、
海辺の町で「Cesto de polvo (蛸かご)」と呼ばれて活躍した伝統のかご。
かつて、とれたての蛸や魚を南の港から北へと運ぶのに使われたそうで、
蓋は、捕った蛸が逃げ出したりしないように、運搬中の魚が鳥たちに
狙われないように、しっかりと閉まる作りになっています。
アルガルヴェならではのデザインとして、当時のままの姿で受け継がれています。
本品は直径10センチ強のミニサイズです。
かごの中身を目隠ししてくれるカバー。水平にスライドさせて開閉します。
ミニサイズは、作り手のイザベルさんが幼い頃、小さなパンを入れて
学校に持って行った大きさだそう。
底は構造上わずかに丸みを帯びており、置いた時 多少の揺れがあります。
ケーンは、世界の各地にみられるイネ科の草。
日本ではダンチクと呼ばれる、葦の仲間です。
温暖な海岸地域に自生し、高さ2~4メートルにもなる
大型の草。竹に似て節があり、茎は固く木質化するので、
割って編むのは大変ですが、軽くて丈夫なかごになります。
アルガルヴェ地方では、何世紀にもわたってケーンのかご作りが
受けつがれてきました。暮らしのかごとして様々な形が生み出され、
海辺の町では、漁師やその家族たちの仕事を力強く支えてきた歴史があります。
材質 | ケーン(葦の一種) |
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サイズ | 上部直径(外寸) 約10-11cm 底内寸 約7-8cm 本体高さ 約11-12cm(蓋を含む)+持ち手 約7-9cm |
生産国 | ポルトガル |
簡易ギフト対応 | 承ります。 簡易ギフト対応について |
ご購入の前にご一読ください
- 本製品は天然の植物を利用した手作りの製品です。色ムラや部分的な変色、割れ・ササクレ、また素材の先端や節部分に引っ掛かりやすい箇所が見られます。素材の性質としてあらかじめご了承くださいませ。布や革製品などを収納する際には十分にご注意ください。
色むらの例
節の内側の突起の例 - 底の中心が膨らんだ構造のため、置いた時 多少の傾きやがたつきが見られます。
- 個体差の大きな製品となっております。お届けする製品の色合い・シルエットは一点一点少しづつ異なります。またサイズ・重量にも多少の差がございます。表示のサイズは目安とお考えください。
- 高温多湿をさけ、風通しのよい場所で保管してください。
お客様の声
Rie様 | 投稿日:2020年11月16日 |
おすすめ度: | |
沢山ある箸置きの収納にと購入しました。
全ては入りませんでしたが、よく使うものたちを入れて使っています。 蓋の開閉に少し硬さがあるので気をつけて動かしていますが、お出かけ用に少し大きめのものも欲しくなる可愛らし意匠です。 |
四十雀三様 | 投稿日:2020年05月30日 |
おすすめ度: | |
ポルトガルの伝統的な
カゴのミニバージョンで 気に入ってます。 ミニシリーズはお手ごろで 購入しやすいにで 世界の色々なカゴが 欲しいです。 |
jiji様 | 投稿日:2019年12月15日 |
おすすめ度: | |
同じかごの大きなサイズを持っていて、娘用にミニサイズを購入。
壊してしまいそうでお出掛けに持っていったりはしていませんが、お部屋に飾っているだけで可愛いです♪ |