カゴアミドリ

               

online shop入荷情報(2/22)

1) ラオス共和国 葛のショルダーバッグとバンブーのかご
2) スウェーデン ビーチ&パインのバスケット


(1) 葛やバンブー ラオス各地のかご 入荷しました

急速な発展を遂げているラオス。農村部も例外ではなく、伝統的な暮らしのスタイルが大きく変わりつつある地域も多いようです。
 
当たり前のように受け継がれてきた手仕事をめぐる状況も、年々きびしくなりつつありますが、ラオスから届けられる品々からは、生活に必要なものの大半を自分たちの手で作りだせてしまう人びとの創造力が伝わってきます。
 
今週は、ラオス各地のかごをたっぷりとご紹介します。土地ごとの多様な用途と形をご覧ください。

 
まずは「葛」のバッグから。
 
ラオス北部に暮らすカム族の女性たちが、自生する葛から採取した繊維を、極細の紐に綯ったあと、特殊な編み針を使って編みあげたかろやかなバッグ。
 
軽くて丈夫。ちょっとしたおでかけや、旅のおともに活躍します。
 
本体部分の「編み」と、肩部分の「織り」を繋いでいる三つ編み模様がアクセント。当店オリジナルの仕様となっています。
インディゴは藍染め、グレーは泥染めの美しい天然色です。
 
◆葛 トート
インディゴ:https://kagoami.com/SHOP/SLH109.html
グレー:https://kagoami.com/SHOP/SLH110-1.html
ナチュラル:https://kagoami.com/SHOP/SLH108.html
 
 

南部の村からは、大小さまざまな竹かごが届いています。
こちらも女性たちの手によるものがほとんど。
 
ラオスのバンブーは柔軟性がとても高く、節間がとても長いのが特徴的です。
1ミリほどの薄さまで削りあげて、軽く弾力のあるかごをつくることができます。
 
大容量の「収納かご」も、持ち上げてみると意外なほどの軽さ。持ち運びにも便利です。
 
◆バンブー 収納かご
M:https://kagoami.com/SHOP/SLH115.html
L:https://kagoami.com/SHOP/SLH116.html

 
◆バンブー ボックス
浅:https://kagoami.com/SHOP/SLH125.html
深:https://kagoami.com/SHOP/SLH132.html
長方:https://kagoami.com/SHOP/SLH1121-1.html

 
◆ティップカオ
ラオスの主食である蒸したもち米を入れるための、おひつのような竹の容器。かごとしても利用できるように美しく仕上げられています。
丸型:
 https://kagoami.com/SHOP/SLH144.html
楕円:
 https://kagoami.com/SHOP/SLH145.html

 
 
北部のタイ・ルー族の村で使われてきた「種まきかご」。紐部分には、樹皮を利用しています。
 
◆種まきかご
https://kagoami.com/SHOP/SLH121.html

 
 
無農薬栽培のコットンを、手摘み・手紡ぎ・手織り で仕上げたぜいたくな「ふきん」もしばらくぶりに入荷しました。
 
やわらかく紡いだ凸凹のある糸が、やさしく汚れをからめとってくれるので、ぬらして食器洗いに使えば、軽い油汚れならば洗剤も不要。お風呂では洗顔や洗身に。皮膚の油分を奪いすぎずにつるりと洗いあがります。
 
S、M、Lの3サイズからお選びいただけます。
 
◆コットンふきん
S:https://kagoami.com/SHOP/SLH641.html
M:https://kagoami.com/SHOP/SLH642.html
L:https://kagoami.com/SHOP/SLH643.html

 
◎アジアのかご
https://kagoami.com/SHOP/90574/list.html
 
 


(2) スカンジナビアン ヘムスロイド
ビーチ・パインのかご

スウェーデンの「スカンジナビアン・ヘムスロイド」からは、北国ならではの樹種を利用したバスケットが入荷しました。
 
シンプルなデザインの生活道具を紹介しているヘムスロイド社は、1995年に2人の女性デザイナーによって立ち上げられたブランドです。
 
ビーチ(ブナ)のかごは、やや赤みを帯びたスモーキーな色合いが特徴。薄いヘギ材をななめに組んだ、軽やかなかごです。
 
◆ブナ 手提げかご
S:https://kagoami.com/SHOP/ESS607.html
L:https://kagoami.com/SHOP/ESS608.html

 
◆ブナ パンかご
https://kagoami.com/SHOP/ESS604.html

 
◆ブナ ふた付きかご
https://kagoami.com/SHOP/ESS605.html

 
 
パイン(マツ)のかごは、経木を厚く削ったような質感と明るい木肌が特徴です。
 
持ち手には、おなじくパインの「根っこ」を使用。ねじりをかけることでさらに強度を出しています。
 
◆マツ ワンハンドル
S:https://kagoami.com/SHOP/ESS550.html
L:https://kagoami.com/SHOP/ESS551.html

 
◆マツ 手提げかご
https://kagoami.com/SHOP/ESS603.html

 
 
ハンノキを使った「ブレッド・バスケット」は、白樺の根でかがった留めの技法に北欧らしさがにじみます。
オイルフィニッシュの仕上げです。
 
◆ハンノキ ブレッドバスケット
S:https://kagoami.com/SHOP/ESS509.html
L:https://kagoami.com/SHOP/ESS510.html

 
◎スウェーデンのかご
https://kagoami.com/SHOP/90562/list.html
 

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いつもラオスのかごを届けてくれている、Hymaの中嶋友希さんに現地を案内していただいたのは、今から6年前のこと。
 
自分一人では決してたどりつけない山間部の村々に同行させていただき、バンブーやラタン、葛を使ったかご、織物、陶芸、鍛冶仕事などなど、たくさんのものづくりの現場をまじかにみることができました。
 
特に印象的だったのは、ラオス北部のカム族の村で過ごした時間でした。
 
豊かな森に囲まれた小川のほとりで、自給自足に近い暮らしをしているこの村では、いつもどこかで鶏の鳴き声がしていて、時には大きな豚さんが通りかかることも。
犬たちも猫のように昼寝していて、のんびりゆったりとした時間が流れていました。
 
この村の女性たちは、とても明るくて働きもの。農作業や子育て、食事後などのすき間をみつけては、手仕事の時間がはじまります。
 
いつも服のポケットに「糸玉」と「かぎ針」を忍ばせていて、立ち話や子どもの見守りなど、両手の空く時間ができるとサッと取り出して手を動かしていたのが、とても印象的でした。
 
その後も変わらず現地に通い続けている中嶋さん。ちょうど今週もラオスに旅立ったばかりで、現地からのレポートを楽しみにしているところです。

2025.2.22

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