カゴアミドリ

               

online shop入荷情報(2/8)

1) スウェーデン ブロールさんのネーベルスロイド
2) 秋田・角館 イタヤ細工お弁当かご、手提げかご 


(1) スウェーデン
ブロールさんの白樺細工

スウェーデンの職人、ブロール・フォシュルンドさんより、今年もいろいろなネーベルスロイド(白樺樹皮細工)が入荷しました。
 
ヨーテボリ郊外の村に暮らすブロールさんは、白樺細工を続けて40年以上。
来日経験も多く、お箸を自在に操り、サントリーのウイスキーをこよなく愛する親日家。これまで当店でも二度のワークショップを開催してくれました。


 
その作品は、身長180センチ後半の大きな体、大きな手から作り出されているとは想像のつかない、どこか可愛らしい、やさしい雰囲気が魅力です。
 
まるでおとぎ話に登場しそうな「ピクニック バスケット」は、ブロールさんらしさが詰まった見ごたえのある作品です。


 
樹皮細工だけではなく、木を削る仕事も好きだと話すブロールさん。白樺の木をていねいに削った、小鳥の塩入れ(ソルトバード)も届けていただきました。
ひとつひとつ異なる表情と色合いをお楽しみください。
 
◆ピクニック バスケット
宝箱のような、小さなふた付きのかご。ブロールさんらしい遊び心を感じさせる手の込んだ作りとなっています。
S:https://kagoami.com/SHOP/ESB317.html
L:https://kagoami.com/SHOP/ESB318.html

 
◆オーバル バスケット
シンプルな楕円形が使いやすく、パンかごから収納まで、使い道の幅広さが光ります。
S:https://kagoami.com/SHOP/ESB301.html
M:https://kagoami.com/SHOP/ESB302.html
L:https://kagoami.com/SHOP/ESB303.html

◆ペーパー ホルダー
コーヒーフィルターや、ペーパーナプキンサイズの壁かけのかご。
https://kagoami.com/SHOP/ESB323-1.html
 
◆ソルトバード
お料理とともに食卓に並べる「塩入れ」としてつくられた白樺の容器。アクセサリー入れとしても、とてもかわいいです。
https://kagoami.com/SHOP/ESB344.html 

 
◎スウェーデンのかご
http://kagoami.com/SHOP/90562/list.html
 

 


(2) 秋田・角館のイタヤ細工
弁当かご & 小文庫

桜の名所として知られる秋田県仙北市の角館。
 
秋田の中でも雪の多い地域で、今週の寒波でもかなりの雪が降り積もったとのこと。武家屋敷通りや川沿いの名物桜にも、枝先まで雪が付いて、純白の姿で春を待っているようです。
 
そんな雪景色の角館より、イタヤ細工のかごが届きました。
 
もともとは、農家の冬場の手仕事として受け継がれてきたイタヤのかご作り。いまはごくわずかとなった専業の職人さんたちの手で作られています。
 
素材となるのは、直径20cm前後のイタヤカエデの幹の部分。
年輪に沿って薄く削いだ「ヘギ材」によって、弾力がありながら丈夫なつくりとなります。
 
手触りもたいへんよく、使いこむうちに色合いも深まって、つやつやとした貫禄あるかごへと育っていきます。
 
◆弁当かご
一人分のおにぎりやサンドイッチを持ち運ぶのにぴったりのサイズ感です。四つ目とあじろ、編み方が変わると雰囲気も少し変わります。

  
四つ目編み:
http://kagoami.com/SHOP/JAI301.html
あじろ編み:
http://kagoami.com/SHOP/JAI302.html
 
おにぎりには、やまとわさん(長野)の「経木」とあわせてお使いください。
https://kagoami.com/SHOP/OT208.html

◆小文庫
お手紙や大切な写真の保管はもちろん、お裁縫箱として愛用のお客様も多い一点。軽食を詰めて行楽におでかけする日にも、重宝することと思います。
http://kagoami.com/SHOP/JAI402.html

 
◆丸かご
「おぼけ」とも呼ばれるこの形は、麻糸を績む作業の際に、つむぎ終わった糸をためていく容器「苧桶」から来ています。そんな歴史を思いつつ、布や毛糸、裁縫道具の保管にどうぞ。
小:https://kagoami.com/SHOP/JAI405.html
大:https://kagoami.com/SHOP/JAI406.html

 
◆手提げかご
横幅23センチほどのかわいいミニサイズ。お弁当かごと水筒が収まるサイズ感です。
https://kagoami.com/SHOP/JAI114.html

 
◎秋田のかご
https://kagoami.com/SHOP/90530/list.html

 

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今年も、スウェーデンのブロールさんから、ネーベルスロイド(白樺樹皮細工)が届きました。
 
楚々とした姿で北の森をいろどる白樺の木。実は、荒れ地に真っ先に育つ「先駆樹種」と呼ばれる生命力の強い木です。
 
木のない場所に木陰をつくり、栄養たっぷりの樹液で周囲をうるおしたあと、短い寿命を終えて森を肥やす、マザーツリーともいえる存在。
 
その樹皮は、過酷な環境から木を守るコートのような役割を果たしています。革のようにしなやかで防腐性・防水性が高く、北の国々では、かごはもちろんのこと、靴や帽子、古くは家の屋根やカヌーの素材にも使われてきたそう。
 
去年の8月に松本に引っ越してきたとき、スーパーの入り口に大きな袋に詰められた白樺樹皮が売られているのを見かけて「スーパーに白樺??」とおどろきました。
 
店員さんに聞いてみたところ、それはちょうどお盆の時期で、長野では「かんば焼き」といって、迎え火、送り火を焚くのに、火付きのよい白樺樹皮を使うのだそうです。
 
もっと北国の素材のイメージでしたが、身近な場所でもこんな風に使われていることを知って、白樺への親しみがさらに深まりました。

2025.2.8

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