1) フランソワさん&アマンディーヌさんより、新作バスケット入荷
2) 青森・弘前 みつばあけびの収納かご
(1) フランソワ&アマンディーヌさんの
ヤナギのかご 新入荷しました
フランスのかご職人 フランソワ・デプランシュさんより、伝統的なヤナギのバスケットが今年も入荷しました。
フランソワさんは、ヤナギ細工の長い経験と技術を持つ、フランスを代表するかご職人の一人。また、国内外で講師としても活躍するなど、ヨーロッパ各地のヤナギ細工職人にとって憧れの存在です。

当店ともかれこれ10年来のお付き合いとなりました。南西部ドルドーニュ県に工房を構えており、ご自身で育てているヤナギの畑と合わせ、取材訪問をさせていただいたことがあります。
今回の制作には、フランソワさんの後輩にあたるアマンディーヌ・ルベールさんがはじめて参加してくださいました。
アマンディーヌさんは、フランソワさんとの共同制作の機会も多い若手の女性職人。フランス国立の訓練校で学んだ後、オート=ソーヌ県に工房を構え、フランソワさんと同様、国内で古くから受け継がれきた伝統的なバスケットを手がけています。
フランソワさんからは今回、オーバル型の手提げが2作品。
そしてアマンディーヌさんからは、フランソワさんから受け継いだ「OPEN WORK」の2サイズを届けていただきました。
実用的かつ、おだやかな美しさを備えたお二人の作品です。ぜひご覧下さい。
◆ OVAL BASKET
フランソワさんのオーバルバスケットは、すこし小ぶりのサイズ感。二色のヤナギを組み合わせて使用しています。
SとMは、細部の仕上げが少し違いますので、見比べてみてください。
S:https://kagoami.com/SHOP/ERD412.html
M:https://kagoami.com/SHOP/ERD415.html
◆ OPEN WORK (WHITE)
アマンディーヌさんのオープンワークは、光沢ある白いヤナギを使った、上品なたたずまいです。
M:https://kagoami.com/SHOP/ERA401.html
L:https://kagoami.com/SHOP/ERA402.html
フランスらしい技と形、ディテールへのこだわり。
フランソワさんの端正な作品から伝わってくるかご作りへの熱量が、アマンディーヌさんに受け継がれているのを感じた今回でした。
◎フランスのかご
https://kagoami.com/SHOP/115017/list.html
(2) 青森・弘前のあけび細工
収納かごが各種入荷しました
青森の弘前からは、先週の根曲竹に続きまして、あけび蔓のかごが各種入荷しています。今回は「収納用」のかご<が、大小勢ぞろいしました。
北東北など、寒冷な土地に育つ「みつばあけび」の蔓は、赤みのある茶色の樹皮をまとい、落ち着いた雰囲気をもつ素材です。
高い弾力を持つあけび蔓のかごは、衝撃に強く、こわれにくいのが特徴のひとつ。大きなかごを作るためには、太くて長い蔓がたくさん必要となるため、大型かごはぜいたくな仕様といえます。
◆こだし編み 収納かご
透かし模様が美しい端正な四角型。畳んだ衣類やタオルの収納に最適です。
浅:https://kagoami.com/SHOP/JAA320.html
深:https://kagoami.com/SHOP/JAA321.html
◆小松編み 収納かご
深さのある長方形のかご。目隠しにもなるので食材のストックや新聞入れとしてのご利用が多い一点。
https://kagoami.com/SHOP/JAA406-2.html
◆収納かご(丸)
丸型の両手付。手荷物置きやスリッパ入れにちょうどよいサイズ感。
https://kagoami.com/SHOP/JAA422.html
◆はかりかご
かつて、重さを量るために使われていたという大型かご。持ちやすい両持ち手つき。脱衣かごにぴったりです。
https://kagoami.com/SHOP/JAA403.html
その他、食卓のかご、手提げかごの在庫も充実しています。あけび細工独自の技法と造形の多様さをご覧ください。
◎青森のかご
https://kagoami.com/SHOP/90523/list.html
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松本店では、「バランゴンバナナ販売会」が今週無事に終了しました。
生鮮食品の販売は、当店にとってはじめての試み。スタート前はお客様の関心が気にかかるところでしたが、蓋を開けてみるとイベント目的で来店してくださる方が予想以上に多く、とてもうれしい機会となりました。
会期中、特に気を使ったのがバナナの在庫管理です。冷蔵管理された配送センターから、2日に1度のペースで届けてもらったのですが、夏場の室温ではみるみる熟度が増していくので、到着から1-2日以内に販売する必要がありました。
そこで、ご近所のカフェやお菓子屋さんに相談し、過熟気味のバナナを受け取っていただいたのですが、おいしかったよといって仕入れを検討してくれたり、試作したデザートを差し入れてくれるなど、ありがたい反応が続々と。
おかげで60キロ以上のバランゴンバナナを、一本のロスも無く取り扱うことができました。
さらにおどろいたことに、本日行われる松本市内のイベントで、バランゴンバナナを紹介してほしいとのお声かけもいただきましたので、これから出張販売に行ってまいります。
このたびのイベントをきっかけに、バランゴンバナナの取扱い先が増えたらとてもうれしいです。
https://kagoami.com/store/blog/20250724/
2025.8.8