1) 池田暢子さん 筒井幸彦さん 手提げかご、暮らしのかご
2) 石川県 桧細工 ヒノキのかご
(1) 池田暢子さん、筒井幸彦さん
手提げかご・暮らしのかご
長野県・駒ヶ根市で活動するかご作家の池田暢子さんとは、かれこれ10年以上のおつきあいとなります。松本店をオープンしてからは、毎年企画展を開催するなど、より深く作品と向き合わせていただいています。
今年で4回目となる企画展では、はじめてお父さんの作品も一緒にご紹介をさせていただきました。
池田さんから技術を学んだ筒井さんは、その後も試行錯誤を続けながら独自のデザインの手提げかごを考案。一目で氏のものとわかる存在感から、長年のファンという方も多くいらっしゃいます。
筒井さんの手提げの一番の特徴は、持ち手の付け根部分が、本体と直接つながっていること。持ち歩いたときに一体感が感じられる丈夫な構造となっています。(縁に取り付けるのが一般的な持ち手の作り)
池田さんからは、新作となる収納かごを3つの素材で仕上げていただきました。
ヤマブドウ、クルミ、ウリハダカエデ。おなじ樹皮素材ではありますが、それぞれに異なる個性を引き出した仕上がりとなっています。
<山葡萄工房つつい>
◆手提げかご(あじろ編み)
幅1〜2cmに整えた素材を、丁寧に編み込んでいます。野趣と可愛らしさを兼ね備えた、筒井さんならではのたたずまいです。
小:https://kagoami.com/SHOP/JNYT105.html
中:https://kagoami.com/SHOP/JNYT104.html
大:https://kagoami.com/SHOP/JNYT102.html
◆手提げかご(太あじろ編み)
太さの異なる素材を網代に編んだ、ランダム感がたのしい作品。山葡萄ならでは強さをしっかりと引き出した作りです。
小:https://kagoami.com/SHOP/JNYT106.html
大:https://kagoami.com/SHOP/JNYT103.html
◆手提げかご(透かし編み)
ななめにクロスさせた透かし模様。横幅43cm×高さ30cmのたっぷりサイズで、肩掛け可能な持ち手の長さです。
https://kagoami.com/SHOP/JNYT101.html
<池田暢子さん>
<池田暢子さん>
◆ヤマブドウ 楕円かご(両手付)
出し入れしやすい浅めのつくり。室内の移動に便利な両持ち手付きです。
https://kagoami.com/SHOP/JNY413.html
◆ヤマブドウ 四角かご (ハンドル付)
正方型の収納かご。二本の持ち手がついているので、おでかけにも便利なつくり。
https://kagoami.com/SHOP/JNY431.html
◆クルミ 丸かご
ふっくらと丸みをおびたシルエット。縁かがりに使われているヤマブドウのコントラストも美しい一点。
手無し:https://kagoami.com/SHOP/JNY468.html
両手付き:https://kagoami.com/SHOP/JNY469.html
◆クルミ 四角かご
幅広の樹皮をななめに編んだ、野趣を感じるデザイン。オブジェのような存在感があります。
https://kagoami.com/SHOP/JNY466.html
◆ウリハダカエデ 四角かご
シマシマ模様が特徴のウリハダカエデ。表面のダークな色合いと、裏面のなめらかなオレンジ色が好対照をなしています。
https://kagoami.com/SHOP/JNY467.html
◎長野のかご
https://kagoami.com/SHOP/140215/list.html
(2)石川 白山に伝わる
ヒノキのかご 新入荷しました
かつて、石川県の中心部を流れる手取川沿いの、山深い地域に「深瀬」という集落がありました。
ヒノキ細工の盛んな村で、その歴史はさかのぼること約400年前、深瀬を訪れた旅の僧が、村人に笠の作り方を教えたのが始まり、と伝えられているそうです。
笠作りは、地域の主な生業となり、村人総出でさかんに作られていましたが、1975年、ダムの建設により集落は水没。村人たちは現在の白山市内への集団移転を経験しました。
幸いなことに、途絶えかけた伝統を守る努力は移転後も続けられ、笠とかごづくりの技は、県の伝統工芸品に指定され、若い後継者もあらわれています。
ヒノキの板を薄く削った編み材は、とても軽量で、光沢をまとったうつくしさが特徴です。針葉樹ならではのまっすぐな年輪もデザインの一部となっています。
二種類の編み目で仕上げた、卓上を彩るヒノキのかご。色味は歳月と共にゆっくりと深みを増していきます。
◆石川 桧細工
網代編み:https://kagoami.com/SHOP/JIH302.html
四つ目編み:https://kagoami.com/SHOP/JIH301.html
左:網代編み、右:四つ目編み
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中央アルプスの峰々が見渡せる高台に、池田暢子さんの工房はあります。
池田さんは、ブドウ・クルミ・カエデなどの樹皮に加えて、マタタビやアケビなどの蔓、ガマやススキなど、さまざまな素材を扱うことのできる数少ないかごの作り手の一人です。
また、実父の筒井幸彦さん(長野市在住)も、ヤマブドウの手提げかごを専門とする職人として活躍されています。
父と娘、それぞれが作り手として別々に活躍しているご家族というのも、とてもめずらしいことと思います。
池田さんは、信州大学農学部を卒業後、本格的なかごづくりを学ぶために、豪雪地帯として知られる福島・奥会津に移住。
必要なものを自分たちの手でつくってきた先人たちから、長い冬を生きるための知恵や、身近な植物を利用した道具づくりを学びました。
その後、地元・長野に帰郷し、まもなくご結婚。三人のお子さんを育てている時期に、かごづくりに関心をもったお父さんにレクチャーしたところ、めきめきと上達。筒井さんの方が先に職人デビューを果たした、という家族の物語があります。
ちなみに、池田さんのご主人も農学部の先輩で、林業に長く従事している山のエキスパート。材料の採取時期にはとても頼りになるパートナーになってくれるそう。
そんな池田さん・筒井さん父娘の作品を、松本店での企画展に続き、オンラインショップでもご紹介できることとなりました。
筒井さんの手提げ籠は、4月30日(木)までの掲載となりますので、どうぞお見逃しなく!
2026.4.24






