1) 長野・中川村 TIKUYU 青竹の笊 4種が入荷しました
2) 長野・安曇野 藁や 定番・新作の藁かご
(1) TIKUYU 井上湧さんの
青竹の笊 新入荷しました
手提げかご、御用かご、茶椀かご、脱衣かご などなど、道具として活躍する竹かごを手掛けている、長野・中川村のTIKUYU 井上湧さん。
その中でも、とりわけ情熱をもって製作しているのが「笊(ざる)」です。
洗う、濾す、干す、水を切る、乾かす、など、すぐれた機能と耐久性が求められる笊は、竹細工職人の技術の結晶。見た目はシンプルでも、たくさんのこだわりが詰まった究極の道具といえます。

TIKUYUとしての今年の目標は、笊づくりを中心に活動していくことだそう。あらためて「なぜ笊なのか?」を伺ってみました。
『笊に惹かれるようになったのは、竹でしか作れない道具であることや、用途の特化された実用本位の道具であることが理由です。
丈夫であることを重視し、修理することを前提に作っています。
丸笊・楕円笊については、もっとも酷使する底部分が一番強くなるように出来ていることが、推しのポイントです。
水切れと手当たりがよく、編み目のあいだにモノが挟まらないように、竹ひごの内側はすべて三角になるよう「面取り」をしています。
縁の仕上げは「巻き潰し」という技法を使用しています。隙間なく綺麗に重なった縁は、見た目に美しいだけでなく、もし一目ほどけたとしても、先までほどけることなく止まってくれるのです。
どの笊も、決まった使い方や間違った使い方があるわけではないので、思いつくままに生活の道具として使っていただけたら嬉しいです』
◆丸笊
力が全体に均等にかかる丸は、もっとも自然で丈夫な形。
野菜や豆腐の水きり、蒸し料理、出汁濾し、盛りかご、果物入れとして活躍してくれる万能選手です。
小:https://kagoami.com/SHOP/JNU301.html
大:https://kagoami.com/SHOP/JNU302.html

◆楕円笊
干し笊としても使いやすいよう、底の平らな部分を広く取りつつ、立体的に作る工夫をしています。
数人分のおにぎりや麺をのせて食卓に。うつわやカトラリーの乾燥、干し野菜にも。
https://kagoami.com/SHOP/JNU303.html

◆蕎麦笊
お皿として食卓に出せる美しさを求め、縁は細めに、ヒゴも繊細に整えています。麺類はもちろん、パン皿やお菓子をのせてお使いください。
https://kagoami.com/SHOP/JNU304.html
(写真はすべて、栗田萌瑛さん撮影)
細部まで考え、こだわりを持って仕上げられた井上さんの笊。すべての製品に2年間の保証も付いていますので、安心して取り入れていただけることと思います。
<井上湧さん プロフィール>
2002年、東京生まれ。生後すぐに両親とともに長野県下伊那郡に移住し、自然に囲まれた自給自足の生活の中で、兄弟とともに育ちました。
幼少期から手仕事の職人に憧れる中、14歳で竹細工と出会い、その魅力に急速にのめり込んでいきます。九州をはじめ日本各地の竹細工職人さんの元をめぐり、長・短期滞在を重ねて技術を習得。2019年に長野にて青竹細工の工房「TIKUYU」を立ち上げ、本格的な制作活動をスタートしました。
荒物と呼ばれ農家で使われてきた竹細工、地域の暮らしや食と結びついてきた生活のかごを原点に、新しい形へと落とし込んだ「現代の竹細工」を志しています。
◎井上湧さん 竹の道具
https://kagoami.com/SHOP/140215/list.html
(2) 長野・安曇野 「藁や」
定番&新作の藁かご 入荷しました
松本市のおとなり安曇野市で、自身で育てた稲わらを使い、藁のかごを制作しているのは「藁や」の鈴木由加利さん。
りんごの枝の持ち手がかわいい「りんごかご」をはじめ、計5タイプの藁かごを届けていただきました。
りんごかごの「小」は、今回が初登場。
くだものかごとして卓上に置いたり、棚にも収めやすい、手ごろなサイズ感となっています。
作りの基本となっているのは、日本に古くから伝わる「畚(ふご)」の製作技術です。底の中心部を藁縄で固く結び上げることにより、稲のかごとは思えない強さを生み出しています。
通気性に優れた作り。束ねた藁は当たりがやさしいので、くだものや根菜、漆器など、そっと保管したいものにもおすすめです。
ご購入日から一年間の無償修理の保証書が付いています。
◆りんごかご
持ち手には、近所のりんご農家さんで剪定された枝を利用。りんご栽培の盛んな安曇野の風土を映し出した、環境にもやさしいかごとなっています。
小:https://kagoami.com/SHOP/JNW105.html … new!
大:https://kagoami.com/SHOP/JNW101.html
◆手持ちかご
「手持ちかご」は、同じく楕円をベースに、藁の縄をしっかりと巻き上げた一本手のデザインです。ちょっとしたおでかけには、こちらが便利です。
https://kagoami.com/SHOP/JNW103.html
◆角かご
「角かご」は、長方形に仕上げたシンプルな収納かご。鈴木さんのご自宅では、お茶碗を保管するかごとして使われていました。
https://kagoami.com/SHOP/JNW102.html
◆脱衣かご
深めの円筒形、両持ち手の脱衣かご。たっぷりの藁で贅沢に仕上げた、うつくしい一点です。
https://kagoami.com/SHOP/JNW104.html
◎長野のかご
https://kagoami.com/SHOP/140215/list.html
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長野・中川村の職人・井上湧さんと、はじめてお会いしたのは2017年のこと。
当時まだ14歳だった彼が、お父さんと一緒に国立店に来てくれたのが最初でした。初々しい表情で日本各地の竹細工をひとつひとつ手に取り、じっくり観察していた姿をよく覚えています。
その翌年には、一緒に九州各地のベテランの竹籠職人を訪ねる旅をしたのですが、年の差30歳以上の二人旅は、親子に間違えられることもしばしば。
当時から、誰に対しても年の違いを感じさせず、すぐに打ち解けてしまう才能の持ち主で、知識も体験もスポンジのように吸収していく少年は、どんな青年へと成長していくのだろうと、ますますたのしみになりました。
その5年後、20歳になった年に、初めての個展『井上湧 -竹の道具-』を、国立・松本の両店で開催。
全国各地から幅広い年齢層の方が足をはこんでくださって、竹細工の世界にあらたな風が吹き込んだ瞬間を、目前に見ることができました。
そして24歳となる今年。「本物の道具をつくりたい」と、今もあらたな挑戦を続けながら、竹細工職人としての道をすすむ井上湧さんの活動に、ぜひご注目頂ければと思います。
2023年の個展の様子
https://kagoami.com/store/blog/kunitachi-14/
2026.2.6






