カゴアミドリ

               

online shop入荷情報(12/12)

1) イタリア・トスカーナ地方 オリーブの枝のかご
2) 秋田 クルミ 鉄線編みのかご


(1) イタリア・トスカーナ地方
ロベルト&リカルドさん親子のオリーブのかご

オリーブオイルの名産地より、イタリア国内でもめずらしい、オリーブのかごが今年も無事に届きました。
 

イタリア中部・トスカーナ地方で代々続く職人一家、ロベルトさんと息子のリカルドさんが手掛けているもの。自宅と近隣の農園で育てられている一年目の若枝のみを素材に使用しています。

春から伸びはじめるまっすぐな枝を選び、夏に剪定します。ちいさな葉や芽をひとつひとつていねいに取り除くため、材料の加工には多くの時間を要します。
 
硬くて丈夫なオリーブの枝を編むには、素材を束ねる力と技術も必要。材料が限られるため、作り手は国内全体でもごくわずかしかいないのだそう。
 
そんな希少なオリーブの枝のかごは、マットなグレイの色合いが魅力。今回入荷したのは、毎年定番となっている3つのアイテムです。
 
イタリアの青空の下に広がるオリーブ畑の風景を思い浮かべながらお使いいただけましたらうれしいです。

 
◆ハンドル バスケット
素材の魅力が伝わるシンプルな形。道具類を持ち運んだり、草花との組み合わせも好相性です。
https://kagoami.com/SHOP/EIR101.html

  
◆フルーツトレイ
オブジェにもなりそうなデザインは、ケルトの古い文様が元になっています。
https://kagoami.com/SHOP/EIR102.html

 
◆ポットマット
中央に赤いヤナギを使った、ツートンカラーのポットマット。壁掛け用のループ付きです。
https://kagoami.com/SHOP/EIR103.html

  
◎イタリアのかご
http://kagoami.com/SHOP/191974/list.html

 


(2) 秋田 胡桃のかご
鉄線編み 新作が入荷しました

秋田より、クルミ樹皮を素材とした鉄線編みの小かごとポットマットが入荷しています。
 
「鉄線編み」とは、6枚の花びらをひろげるクレマチス(鉄線)の花を模した模様編みのこと。竹細工ではよく見られる技法ですが、重厚感のあるクルミの質感にもよく似合います。
 
新作の「三角かご」は、上部から見るとふっくらした△のシルエット。そして、編み目のすき間も三角形となっていて、目を楽しませてくれることと思います。
 
◆ 胡桃 三角かご
表:https://kagoami.com/SHOP/JKM140.html
裏:https://kagoami.com/SHOP/JKM141.html
 

 
同じく新作となるポットマットは、しっかりとした厚みと安定感のある作り。クルミ樹皮そのままの表情がよく伝わってきます。
 
◆ 胡桃 ポットマット
小:https://kagoami.com/SHOP/JKM142.html
大:https://kagoami.com/SHOP/JKM143.html
 
 
定番の、山桜の枝をつかった「手付きかご」もひさしぶりの入荷です。
一本一本の枝をていねいに磨いて、光沢を放つサクラ樹皮がアクセントになっています。茶筒や湯呑のセットなどにも出し入れしやすいかたちです。
 
◆ 胡桃 手付きかご
小:https://kagoami.com/SHOP/JKM136.html
大:https://kagoami.com/SHOP/JKM137.html

 
◎秋田のかご
https://kagoami.com/SHOP/90530/list.html
 
 

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探検家であり医師、人類学者でもある関野吉晴さんが、長野・中川村でワークショップを開催すると聞いて、先週末に参加してきました。
 
人類誕生の軌跡を辿る全長5万キロを人力で旅した「グレートジャーニー」をはじめ、さまざまな遠征や冒険を成し遂げてきた関野さん。76歳になられた今、取り組んでいるのはなんと『旧石器時代』へのタイムトラベル計画。
 
「打製石器だけで家や道具を作り、狩猟・採集生活を送る」という、時空を超えた旅に挑戦されています。
 
そんな前代未聞のプロジェクトに関連して企画されたのが、「石器をつくって竹を切る」というこのワークショップでした。
 
当日、天竜川の河川敷には、幼児から80代シニアまでの幅広い世代、30名ほどの参加者が集まりました。
 
まずは、石器づくりから。丈夫そうな石を探し、大きな岩に叩き落として割っていきます。
 
なかなか思うようには割れませんが、30分くらい続けると、鋭利で握りやすい石器がいくつかできました。(全員で一斉に石を投げる光景、なかなかの迫力でした!)
 
その後は、すぐ裏にある竹林に移動して、竹を切る作業を開始。
 
根元部分をぐるっと一周、石器で叩くようにして切れ目を入れていくのですが、太くて立派な竹を選んでしまったことをすぐに後悔…。疲れ果てていると、関野さんが手首のスナップを効かせて叩くといいよと教えてくれました。
 
無事に竹を切り出した後は、地元在住の竹細工職人・井上湧さんの出番です。先生役となって、石器を使った竹の割り方、ひごづくりをレクチャーしてくれたあと、あっという間に大きなかごを完成させてしまいました。
 
土器がうまれた縄文時代よりも遥か昔から、世界各地でおこなわれていたであろう、かごづくり。わたしたちもタイムスリップしたような時間をすごすことができました。
 
井上さんが完成させた竹かごは、関野さんが西表島での漁に使ってみるそうです。今後の関野さんの旅も、ぜひお見逃しなく!
https://www.instagram.com/yoshiharusekino/

2025.12.12

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