カゴアミドリ

               

online shop入荷情報(7/5)

(1)フランス マルグリットさんのかご、 (2)福島・三島町 クルミ・ぶどう手提げかご


フランス マルグリットさんの
panier a beurre/バターかご

今週は、フランスのかご作家 マルグリットさんより、ヤナギの若い枝を使って仕上げた「panier a beurre/バターかご」が届きました。

(左奥:パニエ・アジュール、中央・左:バターかご)

「beurre」とは、フランス語でバターのこと。酪農の盛んなフランスで、かつて牧場の人たちが、町の市場までバターを売りに行くときに使っていたという、古くからのかごです。

フランスのかご作りの伝統と技術を大切に、繊細でエレガントな作風を特徴としている
マルグリットさん。

すこし小ぶりな楕円のかごに、ワンハンドルのこのかごは、浅型なので、卓上に置いてもすわりがよく、パンや焼き菓子がよく映えます。

縁の可憐な三つ編み模様に、マルグリットさんらしさが光っています。

◆ Panier a beurre / バターかご

ブラウン: https://kagoami.com/SHOP/ERE310.html
ライトブラウン: https://kagoami.com/SHOP/ERE311.html
ホワイト: https://kagoami.com/SHOP/ERE312.html

 
同じく、細いヤナギの枝を束ねて編んだ、果物入れのかご Panier a fruitは、3色、2サイズからお選びいただけます。

底上げの足部分を三つ編みなど、ディテイルへのこだわりが随所に感じられる一点です。

◆ Panier a fruit / フルーツかご
グリーン
S:https://kagoami.com/SHOP/ERE315.html
L:https://kagoami.com/SHOP/ERE317.html

ライトブラウン
S:https://kagoami.com/SHOP/ERE314.html
L:https://kagoami.com/SHOP/ERE316.html

 
「パニエ・アジュール」は、容量たっぷりでも軽やかで、通気性の高い定番のかご。
ランドリーバスケットとしてはもちろん、リビングのインテリアに大変おすすめです。
「パニエ」は「かご」、「アジュール」は「透かし編み」の技法を指す言葉です。

◆ Panier ajoure / パニエ・アジュール
https://kagoami.com/SHOP/ERE307.html

 
かごづくりの長い歴史をもつファイユビヨの国立訓練校で技を身につけたマルグリットさん。

その後、同じくヤナギ細工の盛んな西部のトゥール郊外に工房を移転。近くを流れるアンドル川の流域は、ヤナギやポプラなど、水を好む木がよく育つ肥沃な土壌で知られる土地だそうです。

さまざまな品種の、質の良いヤナギ素材を地元で手に入れられることが、自分にとって何よりの魅力です、と話してくれました。

◎フランスのかご
https://kagoami.com/SHOP/115017/list.html

 


福島・奥会津 三島町
やまぶどう、くるみの手提げかご

福島県の奥会津地方に位置する三島町は、全国有数の豪雪地帯であると同時に、全国でもっとも編組品づくりが盛んな土地です。

人口は1400人ほどですが、積雪期を中心にものづくりに携わる人の割合がとても多く、ヤマブドウやマタタビ、スゲを素材とした編組品は、「奥会津編み組細工」として国の伝統的工芸品に指定されています。

ゆったり流れる只見川沿いを中心に集落が形成され、古くは瓦葺きだった住居の名残を感じる、急角度のトタン屋根の家々が印象的です。

今回ご紹介しますのは、ベテランの男性の作り手による、ヤマブドウとクルミの手提
げです。ベーシックなあじろ編み。持ち手の編み模様と縁の仕上げにも、この地域ならではの特徴を見ることができます。

ヤマブドウの手提げは、かっちりと丈夫に編みあげられており、厚手の内布がていねいに縫い付けられています。
クルミの手提げは、きれいに処理した細めの樹皮を使用。

それぞれ、高さの異なる2つの形からお選びいただけます。

◆ヤマブドウ
 あじろ編み:https://kagoami.com/SHOP/JFA138.html
 あじろ編み(ロー):https://kagoami.com/SHOP/JFA139.html

 
◆クルミ
 あじろ編み:https://kagoami.com/SHOP/JFA132.html
 あじろ編み(ロー):https://kagoami.com/SHOP/JFA136.html

季節ごとに変化する森に入り、その恵みを収穫し、手間をかけて道具を生み出す営みは、いまも脈々と続けられています。

手仕事だけでなく、凍み豆腐や大根の「寒晒し」、またたび笊や織物の「雪晒し」など、寒風や雪そのものを利用したものづくりの世界があることを知った時は、とても感動しました。

奥会津を訪れるたび、山と人の生活の距離の近さを感じています。

◎福島のかご
https://kagoami.com/SHOP/90532/list.html

 

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8月の移転に向けて、当店は少しづつ準備を進めているところです。またオンラインショップについても、ただいまリニューアルの作業が進行中です。

今週はスマートフォンサイトのデザインを一新しました。一つ一つの商品が見やすいよう、写真のサイズを変更したり、指先の操作のしやすさを考えた仕様に変更しています。(もしページがうまく切り替わらない時は、こちら をご参照ください。)

新たに「お気に入りリスト」の機能も導入しました。
気になっている商品の「お気に入り」ボタンを押すとリストに追加され、後でゆっくり見たり、並べて比較することができる便利な機能です。ぜひご活用ください。

8月には、PCサイトのリニューアルも予定しています。オンラインショップもより快適にご覧いただけるよう、改善を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

国立店の方は、いよいよ今月31日までの営業となりました。
世界各地のカゴとともに、能登地震支援のためのチャリティ販売品(岡山・蒜山より全額寄付金となるガマ細工を届けていただきました!)や、国立店の備品入れとして活躍してきたカゴや古材などなど、掘り出し物もちょこちょこ並んでいます。

いつもとはちがった雰囲気の品物もありますので、ぜひのぞきにいらしてください。

2024.7.5

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