カゴアミドリ

               

online shop入荷情報(9/18)

1) 青森・弘前・愛宕地区 根曲竹のりんごかご
2) ラオス カム族の手仕事 葛の糸で編むショルダーバッグ


津軽・愛宕の竹細工
「りんごかご」「茶碗かご」

愛宕一のベテランである三上司さんは、昭和13年生まれの88歳。
 
小さいころから見よう見まねでかごづくりに親しみ、大人用の鉈も早ばやと扱えるようになったそう。19歳で父親の見習いとして始めた竹細工職人の仕事は、来年70年目を迎えます。
 
ご紹介しますのは、津軽地方のりんご農家の収穫期に欠かせなかった「りんごかご」です。

 
年間に10万個も作られていたという最盛期を経験している三上さんは、今もこの素朴で愛らしい手付きのかごを中心に、制作を続けていらっしゃいます。
 
◆ りんごかご
ミニ: https://kagoami.com/SHOP/JAT403.html
小: http://kagoami.com/SHOP/JAT408.html
中: http://kagoami.com/SHOP/JAT409.html
 
 
一方、佐藤生穂さんは、地元でも指折りの名人といわれた竹細工職人の父のもとに生まれました。
 
自身は建具職人として勤め上げたのち、地元の竹細工に後継者がいないことを知り、2017年より本格的に制作を行うように。
 
今回は3型の『茶碗かご』と手提げかごをご用意いただきました。材料選びから素材の加工まで、細部にまでこだわった丁寧な作り。ひと目で佐藤さんのものと分かる美しさです。
 
◆茶碗かご
丸:https://kagoami.com/SHOP/JAN304.html
長方:https://kagoami.com/SHOP/JAN309.html
正方:https://kagoami.com/SHOP/JAN302.html

 
◆手提げかご
https://kagoami.com/SHOP/JAN310.html

 
◎青森のかご
http://kagoami.com/SHOP/90523/list.html
 
◎『津軽 根曲竹のりんごかご 展』
https://kagoami.com/store/blog/20260910/
9月10日(木) – 21日(月祝)
カゴアミドリ松本店
11:00-17:00
 


ラオス・カム族の女性たちが編む
葛のショルダー

ラオス北部・カム族の女性たちが手がける「葛」のかごが入荷しました。
 
葛は、マメ科の蔓性の多年草。強い繁殖力に加え、茎から取り出した繊維はとても丈夫で、水にも強く、日本や中国では古くから布や織物などに利用されてきました。
 
ラオスでは、運搬用の袋や、川魚を捕るための「漁網」づくりに使われてきた歴史があります。その技が今も息づくショルダーバッグは、産地の村の女性たちも欠かさず身に着け、普段着のように活躍していたのが印象的でした。
 
古くからの伝統を大切にしているカム族の女性たちによる手仕事。
 
まずは、自生している葛を採取し、細く割いた繊維を縒って、糸玉をつくりあげます。
 
その糸を、独特なかたちの「編み棒」をつかって袋状に編みあげていきます。

 
肩ひもの部分には「腰機」の技術が使われています。柱と身体(腰)を繋ぐように経糸を渡し、緯糸をこまかく通しながら、細長い帯状のバンドを織り上げていきます。
 
本体(編み)とひも(織り)をつなぐ処理のうつくしさも見事です。


 
身に着けているのを忘れてしまうほど軽量で、くるくる丸めて持ち運びにも便利。伸縮性があるので、かさばるものも収納可能。旅行時のサブバッグとしてもおすすめしたい一点です。
 
◆ラオス 葛 ショルダー
https://kagoami.com/SHOP/SLH104.html

 
◎アジアのかご
https://kagoami.com/SHOP/90574/list.html

 

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店頭で開催中の『津軽 根曲竹のりんごかご展』に合わせ、9/12にはトークイベント「津軽の根曲竹細工 愛宕×須賀川対談」を行いました。
 
「愛宕(あたご)」とは、津軽りんごかごのふるさと、青森・弘前市の愛宕地区のこと。
 
「須賀川(すがかわ)」は長野県にあり、北部の山間に位置する山ノ内町須賀川地区のこと。どちらも、国内に数か所しかない「根曲竹細工」の伝統が受け継がれている産地です。
 
時代の波に揉まれながらも、それぞれの技を今日まで繋いできた2つの産地。そのなかで今、精力的に活動されている若手のお二人、伊谷翼さんと百瀬晃平さんをお招きして、対談いただくというぜいたくな時間となりました。
 
伊谷翼さん(42歳)は、地域おこし協力隊として、大阪から青森に移住し今年で3年目。ベテランの三上司さん、佐藤生穂さんに師事しながら、この地ならではの「りんごかご」を中心にすえ、愛宕竹細工の継承に取り組んでいます。
 
長野出身の百瀬晃平さん(34歳)は、東京での大学時代に読んだ柳宗悦の言葉にひかれ、須賀川の竹細工に関心を持つように。卒業と同時に通いはじめ、今では須賀川竹細工振興会の会長を務めるまでに。
 
それぞれの産地は、風土や歴史の共通点も多く、日々の制作の様子から今後の技術継承といった課題まで、話題は尽きることがありませんでした。
 
愛宕の伊谷さん(左)と、須賀川の百瀬さん(右)
 

2026.9.18

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