(1)香川 竹どきの四ツ目トレイ
(2)熊本「御用かご」が入荷しました
「工房 竹どき」の収納かご
いろいろ届きました
香川・高松市の竹どきさんより、シンプルなデザインで使いやすい暮らしのかごたちが、今年も届きました。
ななめに組んだ四つ目編みの「トレイ」と「収納かご」は、卓上の整理やたたんだ衣類の収納に便利なかたち。
縦×横に組んだ四ツ目の「マガジンかご」は、雑誌や新聞、スリッパ入れにどうぞ。
風通しのよい六つ目編みの「洗濯かご」は、容量たっぷり。持ち手の握りやすさもポイントのひとつです。
2017年に工房を立ち上げた船橋圭さん。材料となる真竹の採取、白竹への加工、製作にいたるまで、すべての作業をご自身で行っています。
以前は作業療法士として、医療福祉の場で働いていた経歴をお持ちの船橋さん。おだやかで誠実なその人柄が、ひとつひとつのかごにも表れているのを感じます。
◆四つ目 トレイ
中:http://kagoami.com/SHOP/JGT302.html
大:http://kagoami.com/SHOP/JGT303.html
◆四つ目 収納かご
http://kagoami.com/SHOP/JGT301.html
◆マガジンかご
http://kagoami.com/SHOP/JGT304.html
◆洗濯かご
http://kagoami.com/SHOP/JGT305.html
◎四国のかご
https://kagoami.com/SHOP/116510/list.html
熊本 城戸繁延さん
実用本位の「御用かご」
熊本の竹細工職人、城戸繁延さんが今週届けてくれたのは、昔懐かしい「御用かご」です。
その名は、かつていろいろなものを自宅に届けてくれた「御用聞きさん」に由来します。
自転車やバイクの荷台に固定し、一升瓶を何本も載せて、毎日の配達に活躍してきた御用かごの姿は、当時の人々の記憶にひろく刻まれていたことと思います。
底部には力竹がレール状に配置されていて、引きずっても本体が傷まない構造になっています。
ビン類やお米など、重さのあるものの保管はもちろん、キャンプ用具の移動等にもおすすめ。
武骨で頑丈、実用本位のかごの代表格ともいえる御用かご。いまの暮らしの中にあっても、より一層の底力を発揮してくれそうです。
◆ 御用かご
https://kagoami.com/SHOP/JMS312.html
◎九州のかご
https://kagoami.com/SHOP/107293/list.html
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前回お伝えしました通り、11月よりメールマガジンの配信スケジュールを、金・土の隔週に変更いたしました。
今月の第1, 3, 5週は、土曜日・朝10時の配信となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
また来週 11/8(金) の配信では、宮崎「わら細工たくぼ」さんの藁細工をご紹介する予定です。
今年収穫したばかりの青藁を使った、縁起物のわら細工の数々。ぜひお楽しみにお待ちいただければと思います。
先日のことですが、滋賀県の小原かごのつくり手、荒井恵梨子さんと一緒に東北を旅してきました。
積雪の多い東北地方は、小原かごと同じイタヤカエデやヤマウルシ、ミズナラなどを利用した「木のかご」の製作技術が残っている土地。
各地のベテラン職人さんとの交流とともに、地域によって異なる道具や技術の違いに触れ、たくさんの発見がありました。
例えば、ねじれた木材をうまく割るためのテクニックや、持ち帰った生木を長持ちさせるための保存方法などなど、目から鱗のお話も。
「作り手目線」の質問をしてくれる荒井さんのおかげで、これまで知らなかったものづくりの知恵や技を聞くことができました。
荒井さんにとっても、新しい作品づくりのアイデアがうまれたご様子。これからの活動を楽しみにしたいと思います。
2024.11.2