1) 秋田 クルミ樹皮のかご 5種類の収納かごが入荷しました
2) マダガスカル『AMPIANA』 ラフィア椰子のマルシェバッグ
(1) 秋田 クルミの収納かご
いろいろ入荷しました
今年も秋田のベテランの作り手さんが、クルミ(胡桃)の樹皮を使った、使い勝手のよい四角かごを制作してくださいました。
ていねいな下処理とこまやかな編みの、いつもながらのキリリとした仕上がりとなっています。
表裏の色のコントラストがくっきりとしていて、編み材の太さや、見せる面を変えることにより多彩な表情が引き出せるのも、クルミ細工の魅力の一つ。
おもて面は灰褐色で、樹木そのものの表情をみることができますし、裏面はチョコレート色の落ち着いた雰囲気をまとっています。
おもて面を使ったクルミかごは、正方・長方・長方(手付)の3種類。
大きさ、深さもそれぞれ異なりますので、用途にあわせてお選びください。
◆ クルミかご(表・正方)
20×20cm H7㎝
https://kagoami.com/SHOP/JKM307.html
◆ クルミかご(表・長方)
25×17cm H11㎝
https://kagoami.com/SHOP/JKM312.html
◆ クルミかご(表・長方 手付)
30×21cm H13cm
https://kagoami.com/SHOP/JKM313.html
裏面を使ったかごは、2サイズ展開。
小は、机やテーブルなどの卓上に使いやすいサイズ感。
大は、新聞雑誌が出し入れしやすい大きさです。
◆ クルミかご(裏・長方 小)
24×18cm H6cm
https://kagoami.com/SHOP/JKM311.html
◆ クルミかご(裏・長方 大)
33×26cm H10cm
https://kagoami.com/SHOP/JKM302.html
クルミ樹皮の採取時期は、例年5-6月にかけて。木が水分をたっぷり吸いあげるこの時期にしか、樹皮をきれいに剥がすことができないためです。
今年もよい素材が無事に採れましたとの連絡がありました。
◎秋田のかご
https://kagoami.com/SHOP/90530/list.html
(2) マダガスカル
AMPIANA ラフィアのかごバッグ
マダガスカルを拠点とするバッグブランド「AMPIANA」(アンピアーナ)。
上質な「ラフィア椰子」の繊維をふんだんに使って作られるアンピアーナのマルシェバッグは、日常使いに便利な機能が満載。
たっぷり容量で、出し入れもしやすく、置いたときの安定感も抜群。内側に付けたポケットや、取り外し可能な中敷き(お掃除しやすい)など、使いやすさにもこだわっています。
松本店にて昨日よりはじまった企画展にあわせ、定番のマルシェバッグの3サイズとトートバッグ2種が、オンラインショップにも入荷しました。
細部まで凝った美しい仕上りから、職人さんたちの技とこだわりが伝わってきます。
また、すべての製品に半年間有効の保証カードが付きます。
◆マルシェバッグ◆
S:https://kagoami.com/SHOP/ADP101.html
M:https://kagoami.com/SHOP/ADP102.html
L:https://kagoami.com/SHOP/ADP103.html
◆ Line tote bag ◆
薄型でたっぷり容量のトートバッグ。こまかな編み模様が見事なつくり。自立型ではありませんが、くるくると丸めて保管ができます。
https://kagoami.com/SHOP/ADP106.html
◆ Tote bag ◆
羽のようにかろやかなトートバッグ。付属の紐で結べば、コンパクトに持ち運ぶことができて、旅行にもおすすめです。
https://kagoami.com/SHOP/ADP105.html
「AMPIANA」はマダガスカル語で「プラス」を意味する言葉。
2020年のブランド立ち上げ以来、体にハンデを持つ職人さんも積極的に雇用し、すべてのスタッフに正当な対価や昇進の機会を提供できるようにと、仕組みを整えてこられました。
日本とは異なり、社会保障や教育の機会が不十分なマダガスカルで、医療費の補助や食料配給を行ったり、読み書きやフランス語教室の開催も。仕事が休みの週末にわざわざ通って、熱心に参加してくれている職人さんも少なくないそうです。
売上の一部は、AMPIANAが立ち上げたNPOの活動資金に充てられています。使うことで、作り手のコミュニティーにも大きなプラスが生まれることは、AMPIANA製品の魅力のひとつとなっています。
◎AMPIANAのかご
https://kagoami.com/SHOP/90570/list.html
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この週末は、石川県 白山市(旧・白峰村)を訪ねてきました。
きっかけとなったのは、「檜笠づくり」の伝統を受け継いだオーストラリア出身のメイ・スーザンさんから届いた一通のメールでした。
スーザンさんは、2015年に交換留学生として来日。学生時代に学んだ地質学と日本語の経験を活かし、白山手取川ジオパーク推進協議会に勤務する傍ら、この地で400年続いてきた檜笠の制作と発信を行っています。
「檜笠」は、軽量で通気性が高く、雨に濡れると膨張するため防水効果もあわせもつ優れもの。石川県指定の伝統工芸品のひとつですが、後継者不足の状況を知り、「ちょっと見学するつもりがハマってしまった」のだそう。
唯一の伝統工芸士・香月久代さんを師として笠づくりを学び、まさに二刀流の活動を続けています。
最近では、登山をする若者や、畑づくりをはじめた女性からの需要が増えているのだとか。
きっと、長野のみなさんも関心が高いはず。機会があれば、スーザンさんに松本店に来ていただき、もっとお話をお伺えたらと思っています。
スーザンさんのinstagram
> https://www.instagram.com/mareecraftjapan/
訪問の前日に、地元の方とのご入籍を済ませたばかりとのこと。どうぞ末永くお幸せに!

2025.6.6