カゴアミドリ

               

online shop入荷情報(12/6)

(1)長野 池田暢子さん やまぶどう「ななめ編み」手提げ
(2)ラトビア 白樺のパンかご&カトラリートレイ


長野 池田暢子さん
やまぶどう「ななめ編み」手提げ
3つのデザインが入荷しました

長野県・駒ケ根の自然豊かな環境の中で、やまぶどう、くるみ、またたびなど、天然素材を使ったかご作りを続けている池田暢子さんより、やまぶどう「ななめ編み」手提げ、3つのデザインが入荷しました。

 
池田さんが作るのは、どれも生活に取り入れやすい実用的なかごでありながら、素材となる植物の素顔をうまく引き出したデザインに特徴があります。
 
池田さんの基礎となっている制作技術は、編組品づくりの盛んな福島・奥会津で暮らした中で身につけたもの。雪深い山間部の生活では、身近な植物を利用したかごやざる・民具づくりが、古くから人びとの手によって行われてきました。
 
現在は、長野県内の山々で採取できる素材を使い、習得した技法を生かしながら、独自の作品を多く手掛けていらっしゃいます。
 
今回は、当店では十数年目の取扱いとなるロングセラー「ななめ編み」の手提げかごが、台形・丸・楕円型の3タイプが揃いました。やまぶどうの重厚なイメージをくつがえす かろやかなデザインが見どころです。
 
加えて「またたびざる」も2タイプ届いています。ぜひあわせてご覧ください。
 
 
◆やまぶどう 手提げ
・ななめ編み 
 https://kagoami.com/SHOP/JNY406.html

 
・ななめ編み 楕円
 https://kagoami.com/SHOP/JNY408.html

 
・ななめ編み 丸
 https://kagoami.com/SHOP/JNY409.html

 
 
◆またたびざる
楕円:https://kagoami.com/SHOP/JNY314.html
丸:https://kagoami.com/SHOP/JNY313.html
 
 
◎長野のかご
https://kagoami.com/SHOP/140215/list.html

 


ラトビア共和国
マーダラさんの白樺細工

ラトビアの女性作家・マーダラさんからは、テーブルを彩る白樺樹皮のかごが届きました。

丸型かご、長方形のトレイ、王冠型のギザギザかごなど、キッチンやテーブルでお使いいただきたい、食卓のかごが各種揃いました。
 
マーダラさんご一家は、夫・祖父母も 白樺樹皮や木工を得意とする手仕事一家。
 
毎年初夏に行う 森での材料採取も自分たちの手で行い、樹皮の丁寧な下処理、最後の仕上げまで、一貫して手掛けています。
 
白樺テープの幅と厚みをかごのサイズによってこまかく調整し、きっちりと引き締まった編み具合がマーダラさんのかごの特徴です。
 
蜜蝋オイルを塗り込んでいるのも、もう一つのポイント。表面にかさつきがなく、しっとりと心地よい質感に仕上がっています。
 
 
◆長方形 トレイ
カトラリーなどのキッチン回り、文具などの整理に便利な長方形タイプです。
http://kagoami.com/SHOP/ELM313.html

 
 
◆パンかご
シンプルながら、しっかりと丈夫なつくりが伝わる一点。
パンかご、おかしかご、物入れなど、使い勝手の良いサイズ感です。
https://kagoami.com/SHOP/ELM308.html

 
 
◆ギザギザ かご
王冠型が目を引くデザイン。アクセサリーや文具などの小物入れにどうぞ。
https://kagoami.com/SHOP/ELM310.html

 
 
◆キャニスター
樹皮のテープをくるくると巻き上げた、
ミニサイズの筒型容器です。大切なアクセサリーの保管に。
https://kagoami.com/SHOP/ELM320.html

 
 
白樺は、高原の森を彩る美しい木。
砂地や山火事後の荒地にも真っ先に育ち、たっぷりと樹液を蓄えながら、あとから育つ動植物に木陰と栄養を差しだす「パイオニアツリー」(先駆樹種)の一種です。
 
寿命は60年ほど短く、次々に生え変わって森を肥やし、生態系を支えています。
 
その白樺を守る樹皮は、薄くても強く、しなやか。樹脂のほかに、高い防腐作用を持つ成分も含まれていて、北の国々ではかごをはじめ、様々な生活道具の素材として利用されてきました。
 
 
◎ラトビア 白樺のかご
https://kagoami.com/SHOP/111042/202946/list.html

 

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『中津箒 二人展』が、12/5より松本店でスタートしました。
 
初日はお二人並んでの実演と接客。閉店後はトークイベントと盛りだくさんの一日でした。
 
店内に入っていただくと、お二人の作品が対峙するように陳列されていますが、ぱっと見た目だけでは、どちらの手によるものなのか? まったく分からないと思います。
 
じっくりと観察していると、次第に見た目の違いが見えてくるのですが、実際に握って掃いて比較してみると、さらにはっきりとした違いが感じられます。
 
具体的には、素材選び方や編み目の大きさ、縛る糸の強弱など、一つ一つの工程で職人の個性が積み重なっていきます。
 
お二人のお人柄をサッカー選手に例えてみると、吉田さんは創造性豊かなプレーでグラウンドを駆け巡るミッドフィルダー。今井さんは、安定感あるプレーで試合をコントロールするゴールキーパーといったところでしょうか。
 
それぞれの作品が持つ個性を、ぜひ多くの方に体感していただけましたら幸いです。
 
会期終了後には、オンラインショップでの販売も予定しています。
 
静かによく働き、美しい一生ものの箒。
時代とともに進化を続ける中津箒との出会いをお楽しみください。

『中津箒 二人展 吉田慎司・今井伸朋 』
12月5日(木)-23日(月)
カゴアミドリ松本店
長野県松本市大手1-3-28 神山ビル2F
11:00-17:00 (火水定休)
https://kagoami.com/store/blog/20241205/

 
 

2024.12.6

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