皆さま、新年あけましておめでとうございます。
ゆっくりとよいお正月を過ごされましたでしょうか。
わが家は、両親の暮らす山梨の清里高原で
ちょっぴり雪景色を楽しんできました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年最初の展示会、 『白樺の木』展 が、
いよいよ1月11日(土)より始まります。
メインとなるのは、「ユーリとビヨルク」のユーリさんがつくる、白樺のかご。
私たちがユーリさんの活動を知ってから、もう数年が経つでしょうか。
荒れ地に真っ先に育ち、森に恵みと栄養を与えて、短期間で
朽ちてゆくため、マザーツリーとも呼ばれる、白樺の樹。
けれども、その樹皮は朽ちることなく、編むことで強靭さを増し
永遠に残る丈夫で美しいかごへと変身する…
初めてお会いした日、そんな白樺のストーリーを、静かに語ってくださいました。
夏の始まりのほんの短い期間にだけ採ることのできる、
貴重な白樺樹皮をつかったユーリさんのかごには、
森への深い愛が編みこまれています。
器や陶器など、北海道の白樺の恵みから生みだされた
手仕事のものたちも並びます。
展示は11日(土)の11時スタートです。
皆さまのご来場をお待ちしております。
* 雑誌「天然生活」の2013年9月号に、ユーリさんと白樺のかごのこと、
そして、各地を巡回している『白樺の木』展のことが
くわしく書かれています。
バックナンバーをご覧になってみてください。
伊藤朝子