かご小話(22) : 幸せをよぶ木のカップ ククサ

北欧・ラップランド地方に住む遊牧民であるサーメ人たちは、
古来からククサ(スウェーデン語でコーサ)と呼ばれる木のカップを
常に身につけて、生活していました。
ククサ
いまは定住している人が多いそうですが、狩猟のために移動を続け
ながら暮らしていた時代には、ククサは、水分補給や食器として、
日常の必需品だったことでしょう。
そして彼らは「幸せが逃げる」といって、決して自分のためには
作らなかったのだそうです。
いつしか「贈られた人が幸せになる」といい伝えられ、
ギフトに最適なものとして知られることに。
とても永くつかえて、使用を重ねるほどに愛着が増していく、
一生ものの道具です。きっと贈る人にも贈られる人にも、幸せを
運んでくれることでしょう。
ククサとは本来、白樺のこぶの部分をつかって作る木のカップです。

当店で取り扱う製品は、ハンノキを利用し、伝統的なデザインで
作られています。