9月26日(月)にて、「沖縄のかご展」が終了いたしました。
国立店では毎年開催している沖縄のかご展、松本店では初の開催となりました。
会期中にお運びいただいた皆様、ありがとうございました。
見慣れない形に、これは何に使う道具だろう?と、島々での暮らしを想像する方もいらっしゃった様子でした。
用途に応じて作られていながら、自由で個性的な形に驚かれた方も多いのでは。
クバの葉のうちわを「涼しくなった後はインテリアとして壁に飾るつもりです」とお求めくださったお客さまや、ホウライチクのかごを「冬になったら、こたつの上にミカンを入れて置きます」というお客さまも。
海に囲まれた島々では、生活から仕事の道具まで、必要なものはなんでも自分たちで作る工夫をしたそう。島に伝わる先人の知恵には感嘆してしまいます。
それぞれの土地の自然環境や気候風土、そこに暮らす人々のさまざまな生活の知恵と工夫が積み重なって、今の私たちの暮らしがあるのだと再認識しました。
本土のものとは一味も二味も違う作りや形を今も保った沖縄のかご、今後もその魅力をあらためてお伝えしていければと思います。