4月30日(土)より、「かご展」がはじまりました!
週末はたくさんの方にご来店をいただきまして、ありがとうございました。
開催中のご紹介が遅くなってしまいましたが、今日は会場全体の様子を
ご紹介したいと思います。
まず入って正面はこちら。
大分の鉄鉢かごや鹿児島のお弁当かごなど、九州の代表的な
白竹細工が並びます。
こちらは、国内外の手提げを揃えたスペースです。
東北各県のやまぶどう・くるみ・あけびや、岩手の鈴竹、長野の根曲竹など
熟練の職人の製品が並びます。
また、国内で活動するかご作家さんの作品、フランス各地の伝統的なバスケット
などなど、素材もかたちも充実した品揃えです。
整理に便利な四角いかごが充実
そして、長野県外ではなかなか実物をみることが難しい「みすず細工」
ですが、このたび「松本みすず細工の会」さんのご協力により、
新旧のかご・ざるがあわせてご覧いただける貴重な機会となりました。
新旧のかご・ざるがあわせてご覧いただける貴重な機会となりました。
※旧製品は展示のみ
そして、もう一つの展示スペースに並ぶのが、東北沿岸部に伝わる
「漁港のかご」です。
「漁港のかご」です。
岩手・宮古漁港の横田かご(鈴木利雄さん)、
福島・小名浜漁港の万漁かご(西山昭一さん)のご協力により、
港のかごとともに時代を過ごしてきた、お二人の軌跡を展示しています。
港のかごとともに時代を過ごしてきた、お二人の軌跡を展示しています。
手と足を使い竹ひごを自在に操る、西山昭一さん。
(写真:大西暢夫さん)
横田かごを前に、優しい表情を浮かべる鈴木利雄さん。
誠文堂新光社「手作りする竹のかごと器」より
また、山形・関川に伝わるシナの手提げは、このたびのイベントにあわせて
オリジナルで製作いただいたもの。花模様、透かし編みなどバリエーションも
豊富です。
その他、たいへんうつくしい仕上がりの白竹の角物(大分・岩田淳子さん)、
竹のキッチンツール(高知・下本一歩さん)も豊富に揃いました。
今年も充実した見ごたえある展示となりました。
会期は、今週の土曜日(5/7)までとなっておりますので、ぜひお運びください!
※5/4 (水) はおやすみです
伊藤