日時:7月11日(水)‐22日(日)
10:30-17:00(16.17日休)
北海道・平取町の二風谷は、道内でもアイヌの人々の文化が色濃く残る土地として知られています。
実際に二風谷を訪れてみると、木工・織物・刺繍など、アイヌの伝統工芸品を多く目にすることができますが、その伝統を受け継いでいるのは工芸家の方々だけではありませんでした。
今回の企画展では、この地で農園を営み、アイヌの伝統工芸にも造詣の深い貝澤美和子さん、太一さん親子にご協力をいただき、オヒョウ(ニレの木)の樹皮を編んだ袋状のかご「サラニプ」や、「イタ」と呼ばれるアイヌ文様の彫られた木工品などを製作いただきました。
まわりにある自然とうまくつきあい、オリパク トゥラノ(遠慮とともに)暮らしてきたアイヌの人々。脈々と受け継がれてきたその自然観は、いまの私たちの暮らしにも、多くのヒントを与えてくれます。
点数に限りがございますが、二風谷に生きるそれぞれの人の中のアイヌ文化、その価値観をお伝えできればと思っています。
7月16日(月祝)、17日(火)の二日間は、 「二風谷の暮らしとアイヌの文化に触れる お話会 & 縄づくり体験」 を開催します。
詳細はこちら→「お話会 & 縄づくりWS」