5/13(水)~17(日) 『米澤ほうき工房 WEB受注会』

「米澤ほうき工房」さんとの共同企画により、このたびWEB受注会を開催することとなりました。
5月13日(水) ~ 17日(日) までの5日間、松本箒の受注製作を承ります。
『米澤ほうき工房 WEB受注会』ページ

手箒、中箒、荒神箒の3つの種類から、穂の大きさ・柄の長さと種類・糸の色をお選びいただけます。納期は1か月~1.5か月ほど。完成次第、当店からお客様の元へお届けいたします。

自宅で過ごす時間がふえてきている今、「箒」という道具のすぐれた点をぜひ実感してほしいと、三代目の職人 米澤資修(もとなお)さんと一緒に企画しました。

手軽に、静かに、気持ちよくお掃除ができるのが「箒」の一番の特徴。
掃除機のようにゴミパックや充電も不要。作る時も使う時も環境に負荷がかからず、長年にわたって使い続けることができます。

米澤さんと当店とのお付き合いは今年で4年目となります。これまで、材料となるホウキモロコシの栽培から収穫・製作にいたるまで、何度も取材させていただき、箒づくりにまつわる色々なことを教えていただきました。当店で毎年秋に開催している「箒 展」にも参加いただいており、職人チームのムードメーカー&兄貴的な存在として、とても頼りにさせていただいています。

松本箒は、ガシガシ使える実用主義のイメージがありますが、米澤さんはしなやかでコシのある弾力性をいつも意識しながら製作しています。芯の部分に硬めの穂、周りに柔かい穂を巻いていくことによって、力を強く入れずとも穂先自体の弾力によって、ホコリを掃きだすことができるのです。

柄の素材は、もともとは竹を使うのが一般的でしが、長野は木工職人も多く活躍している場所。米澤さんは地元の作家さんと協力して、柄に「木材」を使ったた箒づくりを得意としています。男性ユーザーが多いというのも、その組み合わせに惹かれる方が多いせいかもしれませんね。
左からクルミ、サクラ、タモ。クルミは柿渋を塗っていて落ち着いた色合いに。サクラとタモは蜜蝋をブレンドしたオイルで仕上げていて、使うほどに艶が増してきます。
持ち手の形状にもこだわりが。握りやすさを追求し、丸ではなく四角い形状に。柄も下から上に向けて太くなるように削っています。

室内のインテリアの邪魔をしない、すっきりシンプルなデザインにもご注目ください。押し入れにしまうのではなく、すぐに手の届く場所に置いてもらえるようにと、米澤さんは見た目の良さにもこだわっています。

左側が手箒、右側が中箒。柄の長さが異なるだけで、使う場所や用途がだいぶ変わってきます。ワンルームや家具の多い食卓まわりでは、手箒が活躍。広いお部屋には、柄の長い中箒があると、掃除の効率がグンと上がります。

参考までに、米澤さんに色の組み合わせ例を聞いてみました。ぜひお気に入りの組み合わせをみつけてみてください。

・タモ材(白)   → 何色でも。白や黒の糸とのシンプルな組み合わせが人気。
・サクラ材(赤)→ オレンジや赤など暖色系の糸
・クルミ材(黒)→ 青や緑などの寒色系や濃い目の糸

左上から、こげ茶、赤、白、緑、オレンジ、黒、青

サクラの柄に、赤糸の組み合わせ

クルミの柄に、青色の組み合わせ

価格は、¥13,500~¥23,500となります(荒神箒 ¥5,800円)。
柄の長さ(手箒・中箒)と穂先の量(三つ玉、四つ玉)によってお値段が変わります。安い価格ではありませんが、数十年にわたって使える耐久性を備え、世代を超えて愛用している方も少なくないことを思えば、決して高くはないと思います。そのはきごこちの良さを体験してしまうと、きっと手放せなくなることでしょう。お引越しのお祝いにもおすすめいたします。

【オーダー方法について】
・会期:5月13日(水)10時より受付を開始、17日(日)までの受付期間です。

・販売アイテム: 
 柄つき箒 30本(資修さん作、お一人様一点まで)
 →完売となりました。追加受注分についてはこちら をご確認ください。
 荒神箒 20本(純子さん作、本数制限はありません)
 ※予定本数に達した際は、会期中でも受付終了となります。

・納期:1~1ヵ月半(受付順での製作となります)

・販売方法:カゴアミドリのオンラインショップより(5/13公開)

・支払方法:クレジットカードのみとさせていただきます。

・送料:大型製品のため、通常料金と異なります。
 手箒> 160サイズ 税込 1,980円(北海道・九州 +440円 沖縄県 +660円)
 中箒> 170サイズ 税込 2,310円(北海道・九州 +440円 沖縄県 +660円) ※ゆうパックでのお届けとなります
 荒神箒> 通常送料(税込 880円~)

・キャンセルについて:ご注文後のキャンセルはできかねます。あらかじめご了承くださいませ。

「米澤ほうき工房」のほうきづくりについては、こちらの記事もごらんください

みなさまの会期中のご来店をお待ちしております。

勝義さん、純子さん、資修さんと並んで

こちらの記事の写真はすべてフォトグラファーの疋田千里さんに撮影いただきました。
https://hikitachisato.com/

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