12/1(日)は、しょくぶチュンの名で活動しているお二人、植物観察家の鈴木純さんと、株式会社 鳥 のスズメ社鳥をガイド役に、当店からわずか200mほどのちいさな範囲で、野鳥や植物たちの生態にズンズン迫ってみよう、という観察会。
この記事の写真はすべて、観察会に参加くださったフォトグラファーの疋田千里さんに提供いただきました!
道端に落ちている羽を拾って、どんな鳥のどの部分の羽毛なのかを想像したり、普段よく目にしているアスファルトの隙間でかわいい花を咲かせる植物が「ハキダメギク(掃溜菊)」という可哀想な名前だということを教えてもらったり(牧野富太郎さんが、世田谷の掃き溜めで発見したからなのだとか)、ちいさな発見の一つ一つがとてもたのしくて、あっという間に時間は過ぎていきました。
ハキダメギク
地面をよく観察しているとやはり気になるのが、生活ゴミの存在。この日は「海洋ゴミ勉強会」との連動企画ということで、観察をしながら目についたゴミの清掃活動も行いました。
季節柄か、使い捨てマスクやおしるこの缶なども落ちていて、なんだか人間観察しているような感覚に。。。でもひょっとしたら、鳥や植物たちに観察されているのは、私たち人間の方なのかもしれません。
ゴミを拾うだけでは疲れてしまいますが、まちの身近な自然観察と組み合わせるととても楽しいし、植物や鳥たちにも喜んでもらえそうで、すがすがしい気持ちになりました。
柿の木に群がるムクドリたち
肩チュンバードのワークショップ
冬芽クッキー
ご参加いただいたみなさま、すてきな写真を撮影していただいた疋田さん、ありがとうございました。
また季節が変わるころ、あたらしい植物と野鳥を探しに、再度企画したいと思っています。