1) フランス・ブルターニュ地方 港町のヤナギかご
2) 秋田 クルミ 鉄線編みの手付きかご
(1) フランス・ ブルターニュ地方
ジャンクロードさんの柳かご
豊かな海にかこまれた、フランス・ブルターニュ地方のかご。
フランス国内でも数少くなりつつある、代々の職人家系のジャンクロードさんは、ブルターニュならではの伝統のかごを、今もていねいに作り続けています。
もともとは、浜辺での牡蠣の収穫や、水揚げした魚の運搬に欠かせなかったという丈夫な持ち手付きのかご。港町の必需品として活躍していただけあって、作りはとても強靭です。
くだものや根菜入れとしてはもちろん、DIYの道具入れなど、少々重たいものを入れて運ぶ際にも心配ありません。
◆ブルターニュ地方のかご
S:http://kagoami.com/SHOP/ERJ401.html
M:http://kagoami.com/SHOP/ERJ402.html
L:http://kagoami.com/SHOP/ERJ403.html
細長い形で格別の存在感を放つ「ポワソニエール」(魚売り)のかごは、漁師たちが獲れたての魚を並べ、鮮度の良さを競いながら売り歩くためのかごだったそう。そのように使われていたとは想像のつかない、美しく優雅なシルエットです。
◆ポワソニエール
http://kagoami.com/SHOP/ERJ404.html
かつてはブルターニュ地方でも多くの職人が活躍していましたが、現在このかごを専門に手掛けているのは、ジャンクロードさんのみ。
長い歴史と、たくさんの職人の手を経て完成されたものが持つ、力強さが感じられる柳のかごです。
◎フランス ブルターニュ地方のかご
http://kagoami.com/SHOP/115017/list.html
(2)秋田 胡桃樹皮
鉄線編みのかご
「鉄線編み」は、6枚の花びらをひろげるクレマチス(鉄線)の花を模した模様編みのこと。
竹の工芸品に多く用いられる技法ですが、胡桃樹皮の野性的な質感にもよく合います。
このほど、棚や卓上に置きやすいサイズ感の、胡桃 鉄線編みの手付きかごが入荷いたしました。
樹皮のおもて面と裏面の、くっきりとした表情のちがいを生かした、ツートーンの色合い。縁部分のかがりには、あけびとツヅラフジの蔓を組み合わせています。
「表」と「裏」の二つのデザインから、クルミ素材のもつ多彩な表情を楽しんでいただけることと思います。
◆ 胡桃 鉄線編み
表:https://kagoami.com/SHOP/JKM135.html
裏:https://kagoami.com/SHOP/JKM131.html
◎秋田のかご
https://kagoami.com/SHOP/90530/list.html
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今回の旅では、イギリスとは海を挟んだ向かい側にある、フランス北西部・ブルターニュ地方にも足を延ばしてきました。
独自の文化を育んできたブルターニュの名物といえば、りんごと蕎麦(シードルとガレット)、そして牡蠣に代表される海の幸。周辺の港町では、海産物をはこぶために必要な丈夫なかごを、職人たちがしのぎを削ってつくってきた歴史があります。
長くお付き合いいただいているジャン・クロードさんとは、9年ぶりの再会となりました。
6代続くかご職人の家の長男としてうまれたジャン・クロードさん。ブルターニュ地方伝統のヤナギのかごを、代々手掛けてきたご一家です。
早速に案内していただいた工房は、丈夫な木組みの古民家。100年以上前に建てられたという、ご自身の生家なのだそう。一歩入れば、年代物の道具や古い作品の数々が所狭しと並んでいて、目移りしてしまいます。
屋根裏には、材料のヤナギがきれいに整えられストックされていて、庭にはヤナギを加熱処理するための大きな薪窯。どの一角にも、世代を超えて積み重ねてきた工夫と、家族の歴史が詰まっていました。
2026.4.17






