1) 大分 吉田草史さん 三角&ひし形のトレイ 再入荷しました
2) ジンバブエ共和国 ビンガ地方 イララヤシのかご
(1) 大分・別府 吉田草史さん
亀甲編みトレイ・寄せ編みのかご
吉田草史(よしだ かやふみ)さんは、長野県安曇野市のご出身。
別府の竹工芸訓練センターを修了、湯布院の高見八州洋さんのもとで学んだのち、この春に独立された若き竹工家です。
すでに「くらしの中の竹工芸展」での大分県知事賞(2023年)など、各地の工芸展で受賞を重ねている吉田さん。その作品の特徴は、シンプルなデザインでありながら、耐久性を重視したタフな仕上がりです。
今回入荷した3種の「盛りかご」は、器のようにお使いいただける、浅めのかご。
おにぎりやトーストなどお料理を乗せてお使いいただけることはもちろん、くだものかごなどテーブル周りのトレイとして活躍してくれます。
六角形の模様を描く「亀甲編み」は、別府竹細工の伝統を感じさせる美しい模様です。楽しい形とともに、食卓を盛り上げてくれることと思います。
◆亀甲編み 盛りかご
<三角>
小:https://kagoami.com/SHOP/JOQ309.html
中:https://kagoami.com/SHOP/JOQ310.html
大:https://kagoami.com/SHOP/JOQ311.html
<ひし形>
小:https://kagoami.com/SHOP/JOQ304.html
大:https://kagoami.com/SHOP/JOQ305.html
◆亀甲編み 整理かご
端正なたたずまいの収納用のかご。柾割りの竹を挟み込んだ厚みのある縁の仕上りです。
四角:https://kagoami.com/SHOP/JOQ306.html
楕円:https://kagoami.com/SHOP/JOQ308.html
◆寄せ編み 手提げかご
とても丈夫に作られた、大きな手提げかご。
横は二本寄せ、縦は三本寄せにすることで、強さとうつくしさを兼ね備えた作品に仕上がっています。
https://kagoami.com/SHOP/JOQ101.html
◎九州のかご
https://kagoami.com/SHOP/107293/list.html
(2) ジンバブエ共和国
ビンガ地方のイララヤシのかご
広大なアフリカの大地には、土地ごとに豊かなかご作りの伝統が受け継がれています。
今週は、ジンバブエ共和国のかごをご紹介したいと思います。
ジンバブエはアフリカ南部に位置する内陸の国。壮大な自然と野生動物の宝庫としても知られ、日本より一回り大きな国土に、1500万人ほどの人々が暮らしています。
「イララ椰子」を素材とする細やかなかご作りを続けているのは、ビンガ地方の女性たち。雄大なザベンジ川に沿いに暮らす、トンガ族とよばれる人びとの手仕事です。
壁を飾るインテリアとしても人気のあるビンガ地方のバスケット。こまかく裂いたヤシの葉に、樹皮や泥をつかった昔ながらの方法で染色をほどこし、細密な模様が目を楽しませてくれます。
それぞれの模様が表しているのは、故郷の自然です。
1950年代、ザベンジ川の上流部にダムが作られ、世界最大級の人造湖「カリバ湖」が誕生。この地域に暮らしていたトンガ族の人々は移住を余儀なくされ、コミュニティが大きく分断された、という歴史があります。
人々は、みずからの文化や風土を後世に伝える手段として、故郷のモチーフをバスケットのなかに描き出しているのです。
◆ビンガ バスケット(柄)
29cm:https://kagoami.com/SHOP/AJA328.html
32cm:https://kagoami.com/SHOP/AJA329.html
◆ビンガ バスケット(無地)
29cm:https://kagoami.com/SHOP/AJA325-2.html
33cm:https://kagoami.com/SHOP/AJA327.html
◆ビンガ ボウル(無地)
30cm:https://kagoami.com/SHOP/AJA331.html
◎アフリカのかご
https://kagoami.com/SHOP/90570/list.html
。°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°+
明日8日(土)からの3日間は、長野・御代田で POP UP SHOP を開催します。
『駅前に、誰もが集える交流拠点を!』
そんな願いを込めて活動をスタートされた「CORNER SHOP MIYOTA」さんにお声がけをいただいて、長野県内での出店です。
御代田町は浅間山の麓、軽井沢と佐久市に挟まれた東信地方にあり、近年では移住者がとても多く注目されているエリア。
オーナーの前村達也さんも、東京からの移住者のお一人です。前職のデザイン複合施設で働いていた時に、国立のカゴアミドリにも何度か足をはこんでくださっていて、7年ぶりに長野で再会。お互いの移住をきっかけに、ふたたびご縁がつながりました。
カフェとショップ、ゲストハウスも運営するCORNER SHOP は、御代田駅の目の前に開かれた異文化コミュニティの拠点。地元の人々に海外からの旅行者も交わるこの場所に、世界のさまざまなかごを並べてご覧いただければと思っています。
松本に移住してから、長野県は実に広いことを実感しています(東京都の6倍以上の面積!)。はじめての訪問となる東信エリアでの、あらたな出会いを楽しみにしています。
【POP UP in CORNER SHOP MIYOTA】
日時:11/8,9,10(Sat-Mon)11:00-16:00
場所:しなの鉄道 御代田駅 南口駅前
https://www.instagram.com/cornershopmiyota/
2025.11.7






