道北のゆたかな森が広がる中川町に移住したお二人が手がけるのは、この土地ならではの素材をいかした生活道具です。
古くから林業が盛んな中川町は、持続可能な地域社会を築く仕組みとして、『森林文化の再生』を目標に掲げています。
宮城県出身。当時、木工作家としての活動場所を探していた高橋さんは、地元で『どんころ』とよばれる家具用材としては出荷できない「端材」を利用できることに魅力を感じ、移住してきたのだそう。
うねる木目や節、枝の分かれ目など、木本来の表情や個性ある素材を積極的に取り入れた作品を手掛けています。
新潟県出身の入舩さんは、移住してまもなく地元の木材を販売する仕事に就きました。さまざまな作り手に出会う中、かご職人さんとの出会いがきっかけで、モノづくりの道へ。自ら採取した山葡萄や白樺の樹皮を使用したかごを手がけています。
一年後に予定している二人展を前に「お披露目したい」という思いから、期間限定での取扱いとなります。
森の素材を余すことなく手掛けるお二人の作品を、ぜひご覧ください!