会期:2019年 7月3日(水) - 7日(日) 10:30~17:00
長野県・松本市に伝わる「みすず細工」は、細くてしなやかな「みすず竹」を割いて編んだ、さまざまな暮らしのかごやざる。
江戸時代から続く松本の伝統産業の一つでしたが、最後の職人・中澤今朝源さんに後継者はおらず、2009年に伝統が途絶えてしまいます。
しかしその二年後、松本市の支援による「みすず細工復活プロジェクト」の立ち上げをきっかけに、2012年には職人を目指す「松本みすず細工の会」の活動がスタートしました。
この企画展では、今年9年目を迎えた「松本みすず細工の会」が製作するかご・ざるを展示販売するとともに、中澤今朝源さんが所有されていた古いみすず細工もご覧いただけます。長野県外では、なかなか実物を目にすることがない貴重な機会です。
「みすず刈る」が「信濃」にかかる枕詞となるほど、かつてこの土地と切り離せない存在だったみすず細工。その過去と現在に、ぜひ触れていただければと思います。
【みすず細工の販売について】
会期中に販売可能な商品は、数多くはございません。十数点ほどを予定しております。また、ご購入いただきました場合、会期終了まで展示を継続し終了後のお渡しとさせていただきます(旧製品は展示のみ)。
【トークイベント】 (7/5現在 残席わずかです)
「松本みすず細工の会」の村木光郎さん 小田詩世さんをお招きし、これまでの会の活動とみすず細工のこれからについてお話を伺います。
日時:7月6日(土) 18時~19時
参加費:500円(要予約)
お申し込み方法:当店メールアドレス「info★kagoami.com 」宛てに、1)お名前、2)ご連絡先(携帯番号)3)人数 をお知らせください。※★→@に変更してください
みなさまのご来店をお待ちしております。