長野県・駒ケ根のかご作家 池田暢子さんの個展がはじまりました。
池田さんが素材とするのは、ヤマブドウ、クルミ、ウリハダカエデの樹皮、マタタビ蔓、苧麻など。
20代の頃、編組品の技術を学ぶために過ごした、福島県・奥会津での経験がベースになっています。
材料となる植物は、すべてご自身とご家族の手で採取したものを使用。
素材そのものの魅力が伝わるように、できるだシンプルな編みや形にこだわって制作しています。
マタタビのざる と ウリハダカエデのトレイ
クルミの収納かご
ヤマブドウの手提げ、ウリハダカエデのかご
季節ごとに山に入り、材料を採るのが何より楽しみ、と語る池田さん。
森から分けていただいた素材を余すことなく使うように、心がけていらっしゃいます。
長野の豊かな森の恵みを感じさせる作品の数々を、ぜひ手に取ってご覧ください。