【松本店】池田暢子 個展 -樹皮を編む- 4/7~24

池田暢子 個展
-樹皮を編む-

4月7日(金)~24日(月)

11:00~17:00  火水木 休み

長野・駒ケ根で、樹皮や蔓を素材としたかごを手掛けている池田暢子さんによる企画展を、松本店にて開催いたします。

ヤマブドウ、クルミ、カエデなど、森の樹々の表情をそのまま写しとった暮らしのかごが並びます。

20代の頃、民具づくりの伝統が色濃く残る福島・奥会津に移住し、暮らしの知恵と編組品の技術を学んだ池田さん。

現在は、信州の山や里で採取した植物を利用し、自然素材の力強さ、素材そのものの美しさを第一に考えて制作されています。

材料の良さが映えるように、シンプルな編みや形にこだわっているのだそう。

「かごを編むだけでなく、材料を採りに山へ行くのがとにかく楽しみ」と語る池田さんは、信州大学農学部森林科学科のご出身。

学生時代は毎年白馬岳に登り、テントで寝泊まりしながら高山植物の植生調査を行ったり、棚田など里山の整備について学んだそう。

当時も今も、豊かな自然環境を維持しつつ、それを生かして暮らしていくにはどうしたらいいかと考えながら活動をされています。

写真はすべて清水美由紀さん

 
長野の豊かな森の恵みを感じさせる作品の数々が並びます。
その力強いたたずまいを、感じていただければ幸いです。

 
【池田暢子 個展 -樹皮を編む-】
カゴアミドリ松本店
2023年 4月7日(金)~24日(月)
11:00~17:00  (火水木 休み)

 
池田暢子 (いけだみつこ)
1975年 長野県生まれ。
信州大学農学部森林科学科卒業後、福島県三島町でかご作りを学ぶ。
結婚を機に長野に戻り、3人の子育ての合間にかご作りを続ける。

2000年 三島町生活工芸品展奨励賞(箕、山葡萄かご)
2014,2015年 クラフトフェアまつもと出展
2017年度 日本民藝館展新作公募展 入選
2022年度 日本民藝館展新作公募展 入選

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