3月16日(火) – 28日(日) ※22日 (月) 休み
600年の伝統をもつ、岡山・蒜山高原のがま細工は、 軽くて丈夫。
素材となる「ひめがま」そのものの うつくしい光沢が一番の特徴です。
百日雪の下とよばれる豪雪地帯の蒜山で、作り手の 女性たちが冬の間だけ集まる工房は、いつもにぎやか。 いろいろなかごの産地を訪ねてきましたが、こんなに 笑いの絶えない たのしい工房はなかなかありません。
「蒜山がま細工生産振興会」のはじめての個展となる 今回の企画では、先人たちが使い続けてきた伝統的な 民具(背負いかごや草履)、定番の手提げかごに加え、 毎日の暮らしのなかで使いやすい新作かごも 多数並びます。
白くうつくしい蒜山の雪景色とあたたかい工房の 様子が伝わってくるような、蒜山がま細工の数々を ご紹介いたします。