「北の自然を編む」ワークショップ開催しました

今日は、北海道・十勝在住、松岡えりこさんによる
ワークショップを開催しました。

クルミの樹皮を用いたかごづくりは、当店でもはじめてのイベント。
完成までどんな工程ですすんでいくのかとても楽しみです!

今回の見本

まずは下準備から。
編み始める4時間前から、まるまった樹皮を水に浸けこんでおきます。
しばらくすると、タンニンによって濃い茶色へと変わっていきました。

 
水を除いて現れた樹皮は、まるで昆布のよう。

やわらかさや質感も似ています。

 
 

下準備も完了し、いよいよワークショップがはじまりました。
まずは、参加者自身で樹皮を選び、等分にカット。
今回製作するちいさなカゴは、幅1.5cm 長さ60cmのテープを20本使います。

まずは底を組む作業から。
くるみの素材は、裏表の組み合わせによっていろいろな模様を楽しめます。
そして、底の形ができはじめたら木型を使い、編み込んでいきます。
約三時間後、、、

 

 
ようやく、完成しました! 
表裏の組み合わせによって、個性豊かなカゴの表情。
つくった本人にとっての特別感も、倍増しそうです。
 
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
 
 
伊藤征一郎
 
 

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