皆さまこんにちは。朝子です。
この週末は、奥会津を中心に昭和村まで足を延ばしてきました。
奥会津は、自然がとても豊かで編み組が盛んな土地。
いつも訪れるたびに、新たな発見や出会いがあります。
今回もそれを楽しみに、家族で行ってきました。
山ぶどうの蔓で、飾り編みを体験。
中心になる花結びがようやく完成。
ここまででも、なぜ?というくらい苦労しました(汗)。
こちらは、山葡萄やくるみをつかった
かご作りを続けているお爺さん。
キャリアは50年以上!
半世紀にわたってかごを編み続けてきた手です。
天井には、くるみの皮が
くるりと丸めて干してありました。
何の道具だか分りますか? 手提げの型です。
編み終わってから抜き取ることができるように、
あらかじめ斜めに割って、バンドで留めてあります。
なるほど!
宿でたまたま出会った女性は、
この土地に伝わる「からむし織」を学んでいるそう。
糸紡ぎを手ほどきしてもらうという
幸運に恵まれました。
「苧績み(おうみ)」と呼ばれる作業で、
苧(カラムシ)の繊維を
指先をつかってひたすらつないでいきます。
山は色づき始めていました。
こんな風景がそこここに。
虫たちも冬ごもりを始める季節。
奥会津は、本当に良いところです。