この週末は、天気に恵まれた二日間でした。
今年二回目となる「タネ福市」は、無事終了いたしました!
14日(土)のマーケットでは、OPEN直後から、たくさんのみなさまに
ご来場いただきました。
前回も大好評だった、いわきの野菜や豆、お餅に加えて、今年は会津から、
たくさんのたべものが所狭しと並びました。
いわきのomotoさんによる、包丁や衣類も初お目見え!
近県からご来場いただく方も多くいらっしゃって、本当にうれしく思っています。
ゼルコバさんは、喜多方市の大和川酒造の酒粕とカカオを組み合わせたパンと、
いわきと切り干し大根を使ったマフィンを準備。
Timokeさんは、いろいろないわきの野菜を使って、数種類のサモサを揃えてくれました。
Timokeさんは、いろいろないわきの野菜を使って、数種類のサモサを揃えてくれました。
タネマキドリのメンバーが持ち寄った、ガレージセールも好評でした。
この売上金の一部は、今年も福島県いわき市で活動している、
放射能市民測定室「たらちねの会」に寄付を予定しています。
そして、当日の夜と翌日の三回に渡って行われた、写真家 大西暢夫さんの
「被災地 映像報告会」では、すべての会で満員での開催となりました!
この映像の舞台となるのは、宮城県東松島市の沿岸地域に住み、津波で家族を
亡くされた人々。これまで、この場所を60回以上も訪れ、そのたびに信頼関係を
築いてきたからこそ撮影ができた、大西さんならではの映像の記録です。
震災後四年がたち、目に見える形では復興が進んでいるように見えますが、
最愛の家族を失った悲しみを背負い、毎日を懸命に生きている人々の暮らし。
それぞれの言葉や姿が、心に刻まれるようでした。
これからも変わらずこの場所に通い、活動を続けていく大西さんに関心を
持ち続けていくこと。それは、遠くはなれた場所に住んでいる私たちにとっても、
現地の人々とつながることができる、一つの応援のあり方だと思いました。
今日は、私たちが企画したちいさなイベントでしたが、この場所をきっかけに
何かあたらしいつながりが芽生える結果となれば、たいへんうれしく思っています。
何かあたらしいつながりが芽生える結果となれば、たいへんうれしく思っています。
なお、今回の映像はまだ製作の途中で、今後は正式な映画として上映できるように、
さらに編集を重ねていく予定だそうです。
完成した際は、また上映会を企画したいと思っておりますので、ぜひご期待ください!
そして、わたしたちの「タネ福市」も、今後も継続していきます。
このたびはご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
いとう