国立の店舗の方では、引きつづき『児玉美重の竹かご展』を
開催しています。
先週末には大分から児玉さん自身にもお越しいただき、
今年もゆっくりお話しを伺う機会がありました。
児玉さんと竹細工の出会いは、20代の終わり。
勤めていた繊維関係の研究所で、糸という「素材」と
じっくりと向き合う日々の中、いつしか自身の手で
ものを作り出すクラフトの世界に深く惹かれていったそう。
様々な手仕事の中でも、自分には竹細工が合うと直感し、
一生の仕事として取り組んでいこうと、別府竹細工の世界に
飛び込んだのでした。
「自然を材料に、いずれ自然に還るものを、必要なだけつくる。
そんな仕事もあっていいのではないかと思うのです」
そう語る児玉さんの言葉に、とても共感しました。
どこまでもすがすがしく、波のように滑らかな児玉さんの竹のかご。
いよいよ明日13日(日)が最終日となります。
どうぞお見逃しなく!