東北の小さな出会い旅②

まだまだ旅は続きます。

さてさて、その後は近くの食堂へ。
先ほど、たくさんのおもてなしを受けたというのに、やはりここを外すわけにはいきません。
地元の家庭料理をバイキング形式で食べられる「かあちゃんのまんまや」。

野菜をたくさん使った家庭料理の数々。冬でも山菜やキノコなどの郷土料理が楽しめて、
なんと一人780円!
そしてかあちゃんたちの「いっぱい食べていかんしょ~」の声に、わかっていても、
やはり食べ過ぎてしまうのです。

 赤べこと一休さんにお別れ

・・・苦しいおなかを抱え、那須へ向かいます。
目指すのは、那須ICにほど近い「Brown Mountain Bakery」さん。

ここのオーナー夫妻は、僕たちの住んでいる国立のご出身。
那須に移り住む前は、国立周辺をリアカーでまわっている「たいやきや ゆい」を、
何度も利用していたそうです。

そして、那須でパン屋を開業した後、餡を作るために参考にしたのが、
ゆい君の「あん」でした。
これまでたべた中で一番おいしかった餡だったから、ということで、
彼に連絡を取って作り方を教わったということです。

う~ん。またもや「あん」にまつわるいい話。
そのような素敵な再会に、僕も立ち会えるのでとっても楽しみです。
というわけで、俄然気分は盛り上がりつつ、現地へ到着。

さらに驚くことに、その場所は以前、那須でとても有名な「shozo cafe」の
店舗の一つがあったところ。
僕も昔立ち寄ったことがある、懐かしい場所なのでした。
お店の雰囲気も、以前と変わらぬ素敵なたたずまい。
そしてドアをあけてお店に入っていくと、そこには母と子二人が、
パンの生地をかたどっている後ろ姿が・・・。

ここはホントに日本のパンやさん?
さながら南仏の片田舎のブーランジェリーでは・・・?
と錯覚しそうな素敵な光景に、ひろこさんと僕は見とれてしまったのでした。

オーナーの奥永夫妻はとても気さくなお二人でした。
幼い二人の子供たちも自然に恵まれた環境の中で、のびのび~と
育っているのがわかります。

そして店内には、パンと一緒に数々のかごが相性良く並んでいます。
かごが大好きということで、奥会津より持ち帰ったまたたびざるに
とても興味を持っていただきました。

いろいろ話を聞いているうちに、食に関することだけでなく、
地域の内外に関する環境問題についても熱心で、
僕の古くからの知人や、勤めていた職場にもつながりが多いことが分かってきました。

あっという間に時間が過ぎ、気づけばすっかり日が暮れる時間に。
短い時間でしたが、離れた場所にいれども、人と人、気持ちのつながりを実感できた
素敵な出会いとなりました。

後ろ髪を引かれつつ、帰路へとつきました。

そしておみやげにいただいた「くるみあんぱん」は、パン生地も餡も、
やさしい味で本当においしかったです。
味は材料だけでなく、きっと人柄からもにじみでているのでしょう。

僕はまた来月、東北出張の帰りに伺う予定です!
(次回も、できたてのかごをお持ちしますね~。)

征一郎