こんにちは。毎日、寒いですねー。
特に今朝の多摩地区は、冷え込んだ朝だったように思います。
そんな中、今日はあたらしい事務所の壁塗り作業の立会いのため、
朝8時に現場で集合!
左官を担当していただく親方に、最終的な壁の色を伝える作業です。
今回お願いしている「ドロプラ」とよばれる壁材は、プランクトンの堆積土が
原料だそうで、土壁や漆喰に近いイメージでしょうか。
粒子の細かい孔によって、調湿や断熱、脱臭等の効果あるそうです。
木材由来の透明な糊に、「ドロプラ」を加え、ミキサーで混ぜ込んでいくと、
ふっくらとふくらんできました。まるで大量のホットケーキをつくっているみたい。
においもほとんど無いので、なんとなくお腹がすいてきてしまうのでした。
(親方の無駄のない動きに脱帽です)
肝心の色の方はというと、このままだと真っ白すぎる感じです。
すこしあたたかさを持たせるために、「ベンガラ」とよばれる黄色い顔料を投入します。
インドのベンガル地方より伝来したので、その名がつけられたというベンガラは、
土中に存在する酸化鉄の一種。
かの有名な、「ラスコー洞窟の壁画」にも用いられている、最古の顔料なのです。
(ぼくは、はじめて知りました。)
色が決定すると、すぐに壁に塗り広げていきます。
ほんとうに、あっという間でビックリ。
今回の工事では、壁材も床材も、自然由来のものを使いました。
からだに安心ということももちろんですが、環境への負荷もかけない材料を
選ぶことができたのは、当初想像していた以上の満足感があります。
どれも時を重ねることで、味わいが増していくものなので経年変化が楽しみです。
どれも時を重ねることで、味わいが増していくものなので経年変化が楽しみです。
いよいよ、引き渡しの日程は今週末となりそう。
その後は、引っ越し作業のため、数日間の臨時休業をさせていただく予定です。
日程が決まりましたら、HPのお知らせ欄、ブログ等にてお知らせいたしますので、
何卒よろしくお願いします。
何卒よろしくお願いします。
征一郎