本日より、「笑竹堂の竹かご展」がスタートしました!
大分県由布市で活動している 三原啓資・萌枝さんご夫婦が手がける竹かごは、
「青物」とよばれる日々の暮らしの道具たちです。
こちらは、水切りが早く、通気性に優れた上げ底仕様の「茶碗かご」。
青竹の表面をうすく削る「みがき」の作業を行っているので、手当りがやさしく
色合いも落ち着いた雰囲気になります。(その分、作業量はとても多くなります)。
底までまんまるの「丸ざる」は、大分市の廻栖野(めぐすの)という土地で
受け継がれてきたもの。かつては、青物細工がさかんな地域の一つでしたが、
現在このざるがつくれるのは、わずか二名の作り手さんだけ。
三原さん夫妻は、現地に通いこの技術を身につけたそうです。
こちらの「片口じょーけ」は、米研ぎざるのこと。
ちょっと変わった形に見えますが、九州ではよくみられるざるの一つです。
お米を研いだ後は、先の口部分を使って鍋に移動させます。
かつて御用聞き(配達屋)さんが愛用した「御用かご」は、荷台用のカゴ。
食料や飲料のストックや新聞紙など、たっぷりと効率よく収納できます。
※御用かごは、現在品切れとなっております。
次回入荷は、3月12日(土)頃を予定しています。詳細はお問い合わせください。
笑竹堂さんの在店日は、 3/12(土)・13(日)の二日間。
日々の暮らしの道具であった青物細工を伝える、三原さんご夫婦の活動、
そして笑顔あふれる竹かごのある暮らしを、ぜひご覧ください!
いとう
※会期中は、3/14(月)のみワークショップ開催のため休店となります。
何卒ご了承ください。