青森の津軽地方に伝わる、あけび細工とこぎん刺し。
今年も地元・弘前市でその伝統をつなぐ活動をしている
「みつば会(あけびのかご)」と「岩木かちゃらず会(こぎん刺し)」の
みなさんにご協力いただき、展示販売イベントがスタートしました!
会期:1月16日(火)-28日(日) 10:30~17:00
※22日(月)、23日(火)は休み
今回で5回目となる開催ですが、これまでで一番の品揃えです。
さまざまな形、編み模様の手提げかごとともに、収納のかごが充実しています。
弘前市の北部、岩木山の麓はみつばあけびが多く自生しており、
古くからかごづくりが盛んでした。
今も昔も、かごづくりのみで生計を立てている専業の職人さんは
全体から見るとごくわずか。日本の他のかごの産地もそうであるように、
農閑期の手仕事として活動している人がほとんどです。
弘前の場合、特筆すべきは国内最大のりんごの産地であるということ。
良質なあけび蔓の産地であるとともに、りんご農家さんたちの
冬場の仕事として伝わってきた、伝統と風土が結びついています。
あけび細工とこぎん刺しをどちらもつくれる方がいるというのも、
この土地ならでは。あけびの台座に、こぎん刺しのクッションを
はめこんだ針山は津軽の二つの伝統が結びついた手仕事です。
色とりどりのこぎん模様が並びましたので、ぜひご覧になってください!
展示のディスプレイは、ミスミノリコさんにお願いしました。