先週、9月8日に発生したモロッコの大地震は、まだ被害の全貌も明らかになっていませんが、国連機関によると30万近い人々が被災したとされています。
震源地は、標高4000メートルを越えるアトラス山脈の山間部で、第2の都市マラケシュから南西に70kmほど離れた場所。先住民族のベルベルの人々が、今も自給自足に近い暮らしを営んでいる土地です。
マラケシュ市内でも、旧市街を中心に多くの被害が出ている模様です。
この場所に工房を構え、現地の伝統的なかごを届けてくださっている「ワランワヤン」の石田雅美さんとすぐに連絡が取れたときには、本当にほっとしました。
石田さんは、ご自身のお店も被災した中で、その後のマラケシュ旧市街の様子を動画で発信し続けています。そして今後は、より被害の大きい地域への支援も検討されています。
ワランワヤンモロッコのinstagramでは、現地の状況や必要とされる支援などについて発信が続けられていますので、ぜひご覧ください。
〇 ワランワヤンモロッコ instagram
https://www.instagram.com/wwmorocco/
〇 震災三日後の状況(ハイライト)
https://onl.sc/5dDPJTM
〇 募金について(ハイライト)
https://onl.sc/avm7dV4
以下、その文章の一部をシェアさせていただきます。
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震災復興は長期戦です。
寒い冬になる前に、居住環境を整える必要があります。
さらに、日金を稼いで生きているスーク(市場)の方々にも、継続的発展的援助が必要です。
マラケシュで20年モノ作りをしてきた私。
彼らと同じ痛みを分かち合っている私ができる支援はたくさんあると思います。
日本とモロッコの間で、良き援助の形をみつけますので、少しだけお待ちください。
そして、マラケシュに再び活気を戻すため、みなさんのお力をお貸しください。
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当店としても、石田さんの活動を通じて支援を行いたいと考えています。
本日より、「かご手ぬぐい」のチャリティ販売をスタートいたしましたので、ぜひご利用ください。
当店ウェブサイトおよび実店舗にて「かご手ぬぐい」をご購入いただきますと、1枚あたり500円分を被災した人々への支援活動に寄付させていただきます。
(国立・松本の両店では、募金箱も設置しています。ぜひご協力ください)
◆手ぬぐい -世界のかご-
https://kagoami.com/SHOP/OT102C.html
◆手ぬぐい -日本のかご-
https://kagoami.com/SHOP/OT101C.html
モロッコのマルシェバッグも描かれています。
※9/17追記:
両デザインとも完売となりました。再入荷は、10月中旬を予定しております。
ご不便をおかけしますが、今しばらくお待ちいただけましたら幸いです。
後日あらためて、寄付金のご報告をさせていただきます。
被災された方々の一日も早い日常の生活を祈りつつ、みなさまのご参加をお待ちしております。