男二人、福島の旅(その2)

さてさて、引き続き、またたびざるの話は続きます。

ひと通りお話を聞いたあと、(あまりにお腹がいっぱいですが、気を取り直して)
二階にある作業場に移動。

まずは、実際にまたたびの枝を使って、一つ一つの加工の工程を
見せていただきました。
               
               ①皮を剥く

  
             

                ②四つに割る

               ③ひごを揃える

驚いたのは、すべての作業が合理的に計算されていること。
米とぎざるなら、54cmのひごを 縦・横22本づつ使用して編んでいきます。
底部は網代編みを用いますが、立ち上がりから20本目のところで、
ざる編みへと変更していく・・・といった具合です。

そして、四つ目ざるの場合には、底部の穴を均等に保つために、
専用の設計図なるものが存在していました。

美しいざるを生む出す秘訣は、ご自身の性格や技術だけではなく、繰り返し同じものが
つくれるように考え抜かれた、道具やオペレーションも不可欠であることを学びました。

せっかくなので、われわれも順番に体験。うーん、なかなかうまくいかないものです。
悔しくて何度も削りつづけ、作業台を占拠する私。

                 (わきの甘さに師匠も呆れ顔・・・でしょうか)

貴重なまたたびをこれ以上無駄にすることはできない!ということで、
それでは、材料も自分で採りに行かねばということに。
採取に最適な11月頃に、同行させてもらう約束をしていただきました。

いや~、参考になるお話ばかりで、すっかり長居してしまいました。
そしてたくさんごちそうになりました!

さて、その後の我々は西側に進路を変え、奥只見川に沿って進みながら、
奥会津へと向かっていきます。

そしてお昼を過ぎ、われわれが選んだ食事は、田舎料理バイキング。
旅の初日の午後には、すでに満腹中枢がおかしくなっていたようです。。。

(もうすこし続く)