カゴアミドリ

               

二風谷の暮らしとアイヌの文化に触れる お話会 & 縄づくりWS

7月16日(月祝)、17日(火)の二日間、 「二風谷の暮らしとアイヌの文化に触れる お話会 & 縄づくり体験」 を開催いたします。

北海道平取町・二風谷。

アイヌの文化が今も息づくこの場所より、貝澤美和子さんをお招きして、お話し会とオヒョウ樹皮を使った縄づくりの体験会を行います。

ご家族とともに農場を運営しながら、アイヌの刺繍や文様の研究を続けて来られた貝澤さん。オヒョウの樹皮やガマなどの植物を使ったサラニプやトマ(背負い袋やござ)の講師を務めるほか、伝統料理への造詣も深く、その伝統を今に受け継ぐ二風谷での暮らしについて、スライドを交えながらお話しいただきたいと思います。

縄づくり体験の素材となる『オヒョウ』とは、アイヌの人々が日常で使用したかご「サラニプ」や、伝統衣装「アットゥシ織」の原料となるニレ科の樹木。初夏に剥いだオヒョウの樹皮を、しばらく水に浸けて発酵させ、取り出した繊維を一本一本つなげていくことで、糸や縄にしていきます。

     

当日は、薄いオヒョウの樹皮を細く手で割いて、縄にするまでの過程を体験いただきます。縄の太さや長さは自由に決められますので、ストラップやブレスレット、ネックレスなどに仕上げることも可能です。仕上げに、アイヌの人々にとってお守りの意味がある植物「イケマ」を付けたら完成です!

(作業は約2時間ほどですが、特に決まった形に仕上げることを目的にした内容ではありません。進行状況によって、完成に至らない場合もございますので、あらかじめご了承をお願いいたします。)

すべての事物には神が宿ると信じ、特に多くの恵みをもたらしてくれる植物や動物などを「カムイ」として敬ってきたアイヌの人々。そこには、生きるために必要なものを必要なだけ、自然からいただいて暮らしてきた、すべての生き物との共存の姿がありました。

貝澤さんのお話を聞きながら、二風谷の暮らしと文化に触れ、その豊かさと価値観を感じ取っていただければ幸いです。

□ 会期日程
 7月16日(月祝)1) 10時-12時半 2) 14時-16時半
 7月17日(火) 1) 10時-12時半 2) 14時-16時半

□ 参加費:2800円(材料費込、お茶付き)
□ 募集人数:各回10名
□必要なもの:エプロン、お持ち帰り用の小さな袋など

□お申し込み方法
先着順、e-mailでの受付とさせていただきます。
タイトルを「WS」としていただき、 「info(アットマーク)kagoami.com 」まで、
以下についてお知らせください。
お申し込みのメールを受領後、2日以内に受付確認のメールを送信いたします。
(3日目を過ぎてメールが届かない場合は、再度ご連絡をお願いいたします)

 ~お申し込みの前にご確認をお願いいたします~
・ご友人同士で参加の場合も、それぞれご本人様からお申し込みをお願いいたします。
・7/13(金)以降は、キャンセル料として参加費の全額をご請求させていただきます。
 (参加費のすべては、講師の方の旅費と材料費、謝礼に充てております)
 あらかじめご了承の上、お申し込みいただきますようお願いいたします。
 

 —————————————————————

1)お名前
2)電話番号(できるだけ携帯電話番号をお願いします)
3)参加ご希望の回
 a:7月16日(月) 10時-12時半 (受付を終了しました)
 b:7月16日(月) 14時-16時半 (受付を終了しました)
 c:7月17日(火) 10時-12時半 (受付を終了しました)
 d:7月17日(火) 14時-16時半 (受付を終了しました)

4)当店で開催したイベントの参加回数をおしらせください(任意)
  はじめて・2~3回程度・4回以上

 —————————————————————

【貝澤美和子さんプロフィール】
熊本県生まれ、高校まで熊本城近くの自宅で暮らす。武蔵野美術大学に入学のため上京。在学中に北海道を旅した際、二風谷で過ごした記憶が忘れられず、大学を中退後に再訪。まもなくご主人となる貝澤耕一さんと出会う。21歳で結婚後は、育児と農場の仕事を続けながら、アイヌの刺繍や文様の研究も行う。アイヌ伝統料理の腕前もみごと!

最新のニュースへ戻る

過去記事