カゴアミドリ

企画展

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10.05 – 10.16『moily カンボジアのかご展』(松本店)

カンボジア西部の小さな農村で、代々受け継がれてきたかごづくりの伝統。

その優れた特徴と技法を活かしながら、日本で使いやすい形にアレンジしたのが「moily」のかご。松本店では初めてとなる企画展を開催いたします。

カンボジア西部のかごの素材といえば、白くやさしい色あいをもつ「ラペア」です。
しなやかで丈夫なラタン(籐)の仲間で、軽量かつ通気性が高いラペアのかごは、高温多湿なこの土地の気候にとてもあっています。

moilyは、カンボジアの伝統的な暮らしとかごづくりに魅せられた池宮聖実さんが、2014年に立ち上げた かごのブランド。

当店とは、立ち上げ当初からお取引をしていただいており、かれこれ10年近いお付き合い。村の作り手たちとともに、使い勝手やデザインの工夫を重ね、日本の暮らしにあったかごづくりを続けています。

定番の収納かごから、テーブル&キッチン、おでかけのかごまで、豊富なラインナップをご覧ください。

『moily カンボジアのかご 展』
10月5日(木) – 16日(月)
11:00 – 17:00 *火水休み
カゴアミドリ松本店

moily 池宮聖実さん在店日
10/6(金), 7(土)

               

08.02 – 09.18『風吹く島のむぬ – 与那国島の手しごと –』(国立店/松本店)

写真:山﨑萌子さん

日本最西端、与那国島で活動する3つの工房を中心に、沖縄の島々に伝わるさまざまなかごをご紹介します。

身近な素材をたくみに利用したかごや民具、うつわとともに、与那国島と東京を拠点に撮影活動を行っている山﨑萌子さんの写真と紙作品も展示いたします。

島を吹きぬける海風のここちよさと、おおらかな暮らしのリズム。常に自然のサイクルとともにあるものづくりを感じていただけることと思います。

【出展】
・よなは民具(與那覇桂子・有羽さん)
クバ(枇榔)の葉を使った、団扇、水汲み、鍋敷きなど、与那国島に伝わってきた民具を数多く手掛けています。

・やまいとぅ工房(石栗千尋・周坪さん)
島のおじいに習い、山に自生するトウヅルモドキ(いとぅ)を繊細に編みあげた、うつくしい蓋付きのかごが並びます。

・山口陶工房(山口京子・和昇さん)
白い粉引きを中心に、身近な土と灰を材料とした、使うほどに手になじむ日常使いのうつわと、島のおいしいものも一緒に届けていただきます。

その他、沖縄本島、八重山の島々からも、さまざまな伝統的なかごがならびます。
ぜひおたちよりください。

『風吹く島のむぬ
– 与那国島の手しごと –』

カゴアミドリ国立店
8月2日(水)~20日(日)
11:00-17:00 ※月火 休み

カゴアミドリ松本店(新住所)
9月1日(金)~18日(月)
11:00-18:00 ※火水 休み

               

07.21 – 07.31『わら細工たくぼ 展』(松本店)

神話の息づく土地で生み出される祈りのかたち。

宮崎県・日之影町で三代続く「わら細工たくぼ」の 縁起物のお飾りは、
毎日の暮らしにそっと寄り添ってくれる、お守りのような存在のわら細工です。

家内安全を願う「祝結び」、良縁を祈る「縁結び」、力強さを表現した「横綱結び」。
長寿や服を招く、酉・鶴・亀などの動物たち。

青藁のうつくしい縄目と造形が生み出す、縁起物の わら細工の世界をぜひご覧ください。

会期中は、たくぼの代表・甲斐陽一郎さんが在店してくださいます。
詳しいスケジュールは、松本店のインスタグラムをご覧ください。

『わら細工たくぼ 展』
カゴアミドリ松本店
7/21(金)~31(月) 
11:00-17:00 ※火水木 休み

               

06.16 – 07.16『とけゆく氷原のうたⅡ -イヌイットの壁かけ展-』(国立店/松本店)

海に浮かぶ 氷の上を
歩いていた
あてどもなく

海がうたうのを聴いた
できたばかりの 氷塊の
大きなため息も

行こう 進もう
強い魂を持つ者に
ごちそうがもたらされる

〈バフィン島南部のうた〉

 

6~7月、北極圏は白夜の盛り。人間の定住北限であるカナダ・ヌナブト準州のアラートでは、4月中旬から実に100日以上も太陽が沈みません。

輝き続ける太陽は海と大地の氷をとかし、短い夏が訪れたかと思うと、8月には雪が降り始めます。

そんな極北の白夜に思いを馳せる本企画を、昨年に引き続き開催します。
北極圏に生きるイヌイットの女性たちが、その暮らしや思想を布で描いた「壁かけ」をはじめ、北方の自然が生んだ手仕事をご覧ください。

『とけゆく氷原のうたⅡ -イヌイットの壁かけ展-』

会期>
【松本店】
6月16日(金)  -26日(月)
11:00-17:00 (火水木休)

【国立店】
7月5日(水)  -16日(日)
11:00-17:00 (月火休)

<出展>
iruinai:イヌイットの壁かけ、ぬいぐるみ、絵画など
株式会社とり:北国の野鳥フィギュア
AkaneBonBon:紙張子

<関連イベント>

(1)【松本店】上映会「火と人の旅―アフリカから極北まで」
北極圏と世界各地の記録映像を見ながら、火と人類が歩んだ道について考えます。
(展示 イヌイットの壁かけ の解説付)

〇日時:6月18日(日) 17:30-19:00
〇上映作品(予定):
「ネツリック・エスキモー 石堰による漁撈2」(1967年/27分/イヌイット/カナダ国立映画制作庁)
「火起しと喫煙」(1971年/5分/南アフリカ/!コ・ブッシュマン/ECフィルム)
「水草からの塩の採集」(1964年/18分/ブラジル/ワイカ族/ECフィルム)ほか
〇 ナビゲータ:iruinai 大西由美

(2)【国立店】上映会「イヌイットの智慧と気候変動」
北極圏における気候の変化と人々の暮らしの変化を追ったドキュメンタリー。音声現地語のみの英語字幕映像に日本語訳をアテレコしながら上映します。
(展示 イヌイットの壁かけ の解説付)
〇 日時:7月8日(土) 17:30-19:00
〇上映作品:
「イヌイットの智慧と気候変動」(2010年/54分/カナダ)
〇 ナビゲータ:iruinai 大西由美

【大西由美さん プロフィール】
想像と創造の復権をテーマに2013年よりiruinaiの活動を開始。イヌイットを始め各地の先住民の手仕事を紹介する展示・出版などを企画している。

 

               

06.07 – 06.25『オンプリュのかごとコナヤのカナモノ』(国立店)

今年もケニアの手仕事を扱う「オンプリュ」と、
カナモノ作家「コナヤ」さんによる合同展を
開催いたします。

オンプリュさんからは、色とりどりの
サイザルバッグ、カンガ布、オリーブの
キッチンツールなどケニアの手仕事が並びます。

コナヤさんが手掛けてくれるのは、
真鍮やアルミを素材とした 自然がモチーフの
アクセサリーや、カトラリーなどの生活の中の
カナモノ。

日々の暮らしやちょっとしたおでかけが、
明るくたのしくなるアイテムがそろいます。

『オンプリュのカゴとコナヤのカナモノ展』

カゴアミドリ国立店
6月7日(水)~25日(日)
11:00~17:00 (月火 休)

◎ オンプリュ : https://enplus.jp/
◎ コナヤ : https://www.instagram.com/konaya578/