09.20 – 10.02『フランスのかご展』(国立店)

フランスのかごの素材といえば、「osier(ヤナギ)」が
一般的ですが、日本の竹細工がそうであるように、
地域によって用途や形、技法にも多彩なバリエー
ションがあります。

北西部のブルターニュ地方から届くのは、かつて
港で活躍したかご。特産の牡蠣や新鮮な魚を
並べて、市場に運んだかごです。
南西部のペリゴール地方からは、ジャガイモなどの
収穫に欠かせなかった独特のうずまき模様のかご。

各地で代々受け継がれてきた働きもののカゴたちが、
今年もにぎやかに並びます。

長い歴史に支えられ、今も脈々と受けつがれている
フランスのかご文化。
その一端にぜひ触れてみてください。

『フランスのかご展』 (国立店)
会期: 9月20日(火) – 10月2日(日)
場所: カゴアミドリ国立店

企画展 ARCHIVE