カゴアミドリ

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02.23 – 02.25『くまのひでのぶとやわい屋の行商』&トーク (国立店)

2月23日(金祝) ~ 25日(日)
カゴアミドリ国立店
11:00~17:00

トークイベント「やわい屋の日々と飛騨の暮らし」
2月24日(土) 18:00~19:30

2月23日(金祝)~25日(日)の三日間、飛騨高山で活動している のらの絵描き くまのひでのぶさんと、手仕事の生活道具を扱う やわい屋さんをお招きした販売イベントを開催します。

昨年6月、くまのさんのアトリエ&ギャラリーにて、当店のイベントを開催いただいたことをきっかけに、今度は国立の店舗に行商に来ていただけることとなりました。

加えて、飛騨方面に行くときはいつも立ち寄るのを楽しみにしている「やわい屋」さんも並んで出店してくださることに。
お二人が運んできてくれる飛騨の空気を、ぜひ感じていただければと思います。

◎くまのひでのぶ(絵の展示と販売)
暮らしとともにある絵画として作品を制作し、個展や行商、絵のワークショップで各地にて活動。2022年に飛騨高山に自宅兼アトリエギャラリーを構え、店舗のない流しのカレー屋「きむくまカレー」としても活動しています。

◎やわい屋(民藝の器と生活道具の販売)
飛騨高山の山間の集落に移築再生した古民家で、各地の作り手の器や生活道具を扱う小さな民藝店。日常使いのうつわや、飛騨の作り手が手掛ける暮らしの道具、自費出版の書籍などをお持ちいただきます。

24日(土)は、やわい屋店主 朝倉圭一さんによるトークイベントも予定してします。
『やわい屋の日々と飛騨の暮らし』をテーマに、民藝にまつわるお話や飛騨の伝統的なものづくり、作り手や隣人たちとのかかわりについて、たっぷりとお話を伺います。

トークイベント「やわい屋の日々と飛騨の暮らし」
日時:2月24日(土) 18時~19時半(17時半開場)
場所:カゴアミドリ国立店
参加費:1,500円(飛騨のお茶とお菓子付き)

ご希望の方はメールにて「info@kagoami.com」まで。
タイトル「2/24(土) トークイベント」として、ご氏名、電話番号、人数をお知らせください。

以下は、やわい屋 朝倉圭一さんからのメッセージです!
みなさまのご参加をおまちしております。

「初めまして、岐阜県高山市で築150年の古民家を移築再生して工藝店「やわい屋」を営んでいます朝倉と申します。今回ご縁をいただき7年ぶりに東京へ行商に伺えることになりました。東京から近所に越してきたくまの君の作品展の隣で出店させていただきます!

飛騨のひんやりとした空気を東京にお持ちできたらと思っております。
やわい屋は民藝店と呼ばれるカテゴリーのお店です。民藝ってなにさ?と言うお話は当日行われるトークイベントの中で触れることにしますが、日常使いの良い意味で普通の飽きがこない食器類を中心にした品揃えのお店です。

今回、飛騨の作り手のものをと思い、普段からお付き合いのある作り手の皆様のものを中心に、近隣の世代の近い作り手の作品を並べる予定でおります。
飛騨からは、今や全国的な人気の『安土草多さんの硝子』、有道杓子の端材を用いて作られる飛騨の妖怪『雪入道』、愚直な仕事が心地よい『木村君の匙』、地元で愛されている『中谷製麺所の乾麺』、そして僕自身が頼まれてもないのに書いた自費出版の本などを持っていこうと思います。
県外にはなりますが、近隣で制作をさている作り手として、愛知県の『瀬戸本業窯』、長野県の『ヤマジョウ』二つの窯の仕事を中心に、普段から店頭で取扱させていただいている作品を連れていこうと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

やわい屋は山奥の小さなお店で、珍しいものや希少なものは店頭に並んでいません。取扱の作家の人数も非常に少なく、成長がないお店だとよく言われます。僕の考え方は開業当時から変わっていません、それはこんな感じです。例えば手持ちに100万円の仕入れ資金があったとして、10人の作り手を扱えば1人にお支払いできる金額は10万円になります。それが5人なら20万円、2人なら50万円を渡すことが出来ます。広く浅くではなく狭く深い交流をする為に僕はこの仕事を選んだのだと思います。日々の過ぎ去る速度に振り落とされないように働く、よく言えばスローライフですが、単に世間についていけない言い訳です。

確かに新しい作り手をどんどん紹介することには意義があります。後身を育てる意味もあるでしょう。しかし、山奥の小さな店でそれを行うことに僕は意義を見出せません。そういったことは大きな市場が存在する都市部の役割だと思います。僕は、心から信頼できる心の距離の近しい皆様の作品を預からせていただいてコツコツ時間をかけてそれを求めている人に配ることがやわい屋の営みだと考えています。・・・なんだかかっこいいことを言いましたが代わり映えのない地味なお店で有り続ける為の言い訳です。

派手で移り変わりの早い日常に疲れたなぁと感じる方がおられましたら是非足をお運びください、店頭でたくさんお話しをしましょう。心からお待ちしています!」

 

               

02.07 – 02.18『フランスのかご展』(国立店)

長い歴史に支えられ、今も脈々と受けつがれているフランスのかご文化。
ブルターニュ、ペリゴール、ファイユビヨ、など、フランス各地で代々受け継がれてきた働きもののカゴたちが並びます。

北西部・ブルターニュ地方から届くのは、かつて港で活躍したかご。
特産のオイスターや新鮮な魚を並べたり、市場へと運んだかごです。

南西部のペリゴール地方からは、ジャガイモの収穫に欠かせない、独特のうずまき模様のかご。

使われる素材は同じヤナギですが、産地によって用途やかたち、編みの技法も異なる点が、とても興味深いところ。


今回の企画展では、女性3名、男性3名、合計6人のかご職人による作品が一堂に並びます。それぞれの地に根ざした、フランスのかごづくりの今が伝わってくることと思います。

『フランスのかご展』
2月7日(水)-18日(日)
カゴアミドリ国立店
11:00-17:00  (月火 定休)

               

01.25 – 02.12『MÃO / PORTUGAL ファティマ・ゴメシュのラグ展』(松本店)

ポルトガルの手仕事を紹介するイベントは、昨年に続いて二回目。今年は前回とても好評だった「ラグ」を中心とした品ぞろえで展開いたします。

制作者は、ファティマ・ゴメシュさん。
ポルトガル北部・ミランデラの村に伝わるウールの織物は自然そのまま、羊毛の個性がいかされた作りとなっています。

土着の羊(churra badana種)の毛を使い、ていねいに手織りしたモコモコのラグはあたたかく、耐久性に優れています。
ぜひ寝転んで、あたたかさと質感を味わってみてください。

もちろん今年も、ポルトガル各地の伝統的なかごが多数並びます。
ポルトガルの職人たちの手仕事の数々、暮らしの手ざわりを感じて頂ければ幸いです。

『MÃO / PORTUGAL ファティマ・ゴメシュのラグ展』
松本店 1月25日(木)~2月12日(月) *火水 休み
11:00-17:00 (火水  休み)
協力:CASTELLA NOTE

―CASTELLA NOTE 村瀬さん 在店日―
1月25日(木)(松本店)

               

11.23 – 12.24『ヤノフ村の織物 展』(松本店/国立店)

 
村の暮らしをそのまま描いたような織物。

ポーランド東北部のヤノフ村は、ベラルーシとリトアニアの国境付近に位置するちいさな農村。この村には200年以上にわたって受け継がれている「二重織り」の絵織物があります。

タペストリーに描かれるのは、自然豊かな村の生活や、森の木々や花、鳥や動物たち。見る人を惹きつけてやまない、あたたかな絵織物です。

もう一つの大きな特徴は、織物に図面や下絵はなく、すべては織り手の頭の中にあるということ。決められた図柄を織り続けるのではなく、織り手一人一人が考えることによって伝統的な柄を発展させたあたらしいデザインが常に登場しています。

日本にヤノフ村の織物を紹介しているSLOWARTの藤田泉さんのご協力により、今年も松本・国立の両店にて、貴重な作品の展示販売会を開催いたします。

『ヤノフ村の織物 展』
松本店 11月23日(木)~12月4日(月) *火水 休み
国立店 12月13日(水)~12月24日(日) *月火 休み

―SLOWART 藤田泉さん 在店日―
12月23日(土)、24日(日)(国立店)

               

10.25 – 11.12『ラオスのかごと布 SAN 展』(国立店)

約50もの民族が、それぞれの伝統を守りながら暮らしているラオス。
村の女性たちとともに、ラオスの手仕事を紹介している SAN の展示販売会を2年ぶりに開催いたします。

綿花から育て、手紡ぎした糸を草木で染めた手織り布、川魚を捕る漁網の技を活かした葛のバッグ、もち米を蒸すための竹籠や笊、さまざまな用途の籐のかご。親から子へと受け継がれてきた、毎日の暮らしのために必要な技術です。

美しい自然に囲まれ、伝統を大切にするラオスの日々は、贅沢な手仕事にあふれています。

『ラオスのかごと布 SAN 展』
10/25(水) – 11/12(日)
11:00 – 17:00 *月火休み
カゴアミドリ国立店