カゴアミドリ

企画展

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07.17 – 07.28『ラオスのかごと布 展』商品協力:Hyma

ラオスの小さな村の女性たちとともに、地域の伝統的な手仕事を
日本に紹介しているHymaの中嶋友希さん。そのほとんどは、
母から娘に受け継がれてきた、毎日の暮らしのために必要な技術です。

綿花から育て、手紡ぎした糸を草木で染めた手織り布、
川魚を捕る漁網の技を活かした葛のバッグ、もち米を蒸すための
竹籠や笊、さまざまな用途の籐のかご。美しい自然に囲まれ、
伝統を大切にするラオスの暮らしは贅沢な手仕事にあふれています。

今も日常的に使われている各地のかごを中心に、少数民族の手掛ける織物や
ラグ、タオルなど、Hymaが届ける手仕事の数々をご紹介します。

◇中嶋友希さん在店日
   7/17(水), 18(木), 20(土) 午後より

◇トークイベント:
   7/20(土) 18-19時

               

07.03 – 07.07『松本みすず細工のかごとざる 展』

会期:7月3日(水)-7日(日)

長野・松本に伝わる「みすず細工」は、細くてしなやかな
「みすず竹」を割いて編んだ、さまざまな暮らしのかごやざる。
江戸時代から続く松本の伝統産業の一つでしたが、最後の職人・
中澤今朝源さんに後継者はおらず、2009年に伝統が途絶えます。

その後、松本市の支援による「みすず細工復活プロジェクト」の
立ち上げをきっかけに、2012年には職人を目指す「松本みすず細工の
会」の活動がスタートしました。

この企画展では、今年9年目を迎えた松本みすず細工の会が
製作するかご・ざるを展示販売するとともに、中澤今朝源さんが
所有されていた古いみすず細工もご覧いただけます。
長野県外で実物を目にする機会のほとんどない、貴重な品々です。

「みすず刈る」が「信濃」にかかる枕詞となるほど、かつて
この土地と切り離せない存在だったみすず細工。
その過去と現在に、ぜひ触れていただければと思います。

【みすず細工の販売について】
会期中に販売可能な商品は、十数点ほどとなります。
ご購入いただきました場合、会期終了まで展示を継続し
終了後のお渡しとさせていただきます(旧製品は展示のみ)。

【トークイベント開催】 7月6日(土)
「松本みすず細工の会」の村木光郎さん、小田詩世さんより、
8年間の活動とみすず細工のこれからについて伺います。

               

06.12 – 06.16『花とかご 展』(協力:Bouquet de soleil 井出綾)

会期:6月12日(水)-16日(日)

おでかけに、買い物に、さまざまな収納に。 かごは日々の生活の
中で活躍してくれる、身近な道具のひとつ。
中に落としを入れれば、季節の草花をかざる器となって
あたらしい表情を見せてくれます。

6月12日(水)~16日(日)の5日間、プランツスタイリストの
井出綾さんによる「花」と「かご」のディスプレイが
店内をかざる『花とかご 展』を開催いたします。

初日の12日(水)は、井出さんが選んだ季節の草花やブーケ、
スワッグを販売。 12日(水)、16日(日)に行うワークショップでは、
ご愛用のかごや器を使って、花草木を生ける基本を学びます。

毎日の暮らしの中に、小さな自然を取り込むように。
お気に入りのかごに、お花を生けてみませんか。

               

05.08 – 05.26『en plus ケニアのかごを巡る旅 展』

会期:5月8日(水)-26日(日)
☆ご好評につき、会期が1週間延長となりました!☆

今年も、en plusの色とりどりのサイザルバスケットが届きます!

ケニアの女性たちの手によるサイザルバッグを中心に、あたたかみある
手仕事を日本に届けている en plus (オンプリュ) の中島志保さん。

2018年秋、ケニアの作り手さんたちを訪ねる中島さんの旅に同行して
一番印象的だったのは、電気や水道のない小さな村で、かごづくりを生活の
糧としている女性たちの明るさとたくましさでした。

日本とは異なる時間の流れのなかで、母から娘へと受けつがれるかごづくりの
伝統。時間をかけて作りだされた一つ一つの製品から、ケニアの空気を感じて
いただけたらと思います。

会期中は、豊富なデザイン、色、サイズを取りそろえたサイザルバスケットと
ともに、伝統布の「カンガ」や、オリーブの木の木工品、アフリカ各地のかごも
並びます。ぜひお運びください。

◇中島志保さん トークイベント◇  

サイザルバスケットの産地として知られるマチャコス地方の村々や、ウール製品を
手掛ける工房を訪問した旅の様子を紹介。また、ケニアと日本をつなぐオンプリュ
中島さんの現地でのお仕事の様子など、スライドを交えつつ伺います。

日 時:5月11日(土) 18:00-19:00 (終了しました)

               

04.17 – 04.28 渡部萌『編間 -あみのま- 展』

会期:4月17日(水)-28日(日)

「あけび蔓と胡桃樹皮を編んだ作品を販売いたします。
春から夏にかけて生い茂り、秋から冬にかけて枯れていく、
植物の営みの中に分け入って樹皮と蔓を採集しています。

樹皮を剥がし、蔓を手繰り寄せ、それらを採るとき、
とてもしなやかで周囲の植物と密接で、まるで山の一部を
はぎとっているような生々しい感じがあります。

そのときの素材の姿はとても魅力的なので、採集したときの
その空気をまとったかごを編んでいます。

手にとっていただいた方の生活に、山の景色がしのびこめたら
嬉しいです。」

【渡部萌 プロフィール】
東京生まれ。4年間住んでいた山形にて、身の周りの植物を素材にした
ものづくりに出会う。素材採集は東北を拠点にしている。

在店日:4/20(土)/21(日)、/27(土)/28(日)