カゴアミドリ

企画展

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08.03 – 08.29『沖縄のかご 展』

沖縄本島、そして八重山の島々に伝わる
暮らしのかごを集めた『沖縄のかご展』を開催します。

豊かな自然と、島ごとにはぐくまれた文化のなかに、
亜熱帯ならではの多素材をつかったかごづくりが
受けつがれている沖縄。

本島からはホウライチクやワラビ(シダ)のかご、
八重山諸島からは、アダン、ゲットウ、クバ、クージなど、
南国ならではの素材をたくさんご覧いただけます。

市場で買ったたべものを頭にのせてはこんだ
「バーキ」や、お弁当入れの「アンツク」、種を
保存する蓋付かご「ガイジンナー」、芭蕉の糸績みに
使われた「ユーナラ」など、人々の暮らしを
映し出したかごたち。

毎年8月に開催しているこの企画展も、今年で
5度目となりました。島々の伝統のかごを通して、
沖縄の風を感じていただけたらと思います。

8月3日(火) – 29日(日) 10:30-17:00 ※8/9,16,23(月)休

               

07.13 – 07.25『ラオスのかごと布 展』

約50もの民族が、それぞれの伝統を
守りながら暮らしているラオス。
小さな村の女性たちとともに、ラオスの
手仕事を紹介している Hyma の展示販売を、
今年も開催いたします。

バンブーやラタン、葛など身近な植物を
素材としたかご、少数民族の手掛ける
藍染の伝統布、綿から育て、やさしく織りあげた
日常使いのタオルなど、手間ひまを惜しまず
作られた、暮らしのかごと布です。

7月13日(火) – 25日(日) 10:30-17:00 ※7/19(月)休

               

06.15 – 06.27 竹楓舎『食卓の竹かご 展』

日本でもっとも竹細工の盛んな大分・別府に工房を
構える「竹楓舎」さんの企画展を開催いたします。

竹楓舎は、伝統工芸士の大谷健一さんが2005年に
立ち上げた工房。同じ竹かご職人の一木律子さん、
網中聖二さんの三人で運営されています。

それぞれに個人活動もされているみなさん。
暮らしの中で活躍する竹かごを多く手掛けて
いらっしゃいますが、今回は「食卓の竹かご」を
メインのテーマとして作品づくりをお願いしました。

テーブル上のパン&フルーツかご、キッチンの木べらや
カトラリーを収納するトレイなど、毎日の食事を楽しく
してくれる、実用的な竹かごがいろいろ並びます。

6月15日(火) – 27日(日) 10:30-17:00 ※6/21(月)休

               

05.25 – 06.06『風土と人』 東北の玩具展 ~つなぐ玩具、はじまる玩具~

カゴアミドリではじめてとなる「郷土玩具」をテーマにした
企画展を開催します。

東北地方は、その土地ならではの かごが各地に存在する
かごの宝庫。しばしば足を運ぶなかで、郷土玩具を目にする
機会も多くあったのですが、これまで玩具といえば、
飾っておくもの、見て楽しむだけのものと思っていました。

でもあるとき、一つの玩具の誕生ストーリーについて
伺う機会がありました。それを知った時、玩具には
その土地の風土や時代、人の暮らしに根ざした物語が
あり、過去と今、人と人を結びつける「道具」としての
役割もあるように思いました。

東北各地の伝統的な玩具を扱うMUTOさんと、
さまざまなきっかけで郷土玩具づくりをはじめた
若手作家さん達の協力により、新旧の郷土玩具が
一同に並びます。

東北の風土と人のあいだで生まれた一つ一つの物語を、
ぜひ探しに来てください。

〇 東北の酒と玩具 MUTO
2019年オープンの東北の酒と玩具を扱う店。
武藤純彦/北国生活研究所(一級建築士事務所)と
佐藤孔代/yourwear(ニットブランド)が、東北各地の
伝統的な手法で作られた玩具に魅せられ、それらを
紹介する場をもちたいとの思いからスタートした。
二足の草鞋を履きながら、東北の風土、文化と
ともにある「これからの生活」を模索中。

出品予定
・高谷下川原焼土人形製陶所 (土人形/青森県)
・小南三郎工人 (こけし/秋田県)
・佐々孝工房 (土人形/岩手県)
・本郷だるま屋 (張子/宮城県)
・橋本広司民芸 (張子/福島県)
・工房 千想(土人形/福島県)

〇 石川美祈子(こけし工人)
1979年、青森県弘前市生まれ。
2011年、雑誌「こけし時代」に掲載されていた、
 今晃氏のこけしに感銘を受ける。
2013年帰郷し、津軽こけし館で勤務を経て、
2015年より今氏に弟子入り。
現在も今晃に学びながら弘前にてこけしを
制作する。

〇 真坂歩(真坂人形師/マサカ商店店主)
1994年、秋田県秋田市生まれ、ずっと秋田育ち。
大学在学中、地元の郷土玩具をリサーチした
ことをきっかけに、真坂人形の制作を開始。
2019年、2020年 秋田市で個展を開催。
マサカ商店の屋号で販売も手がけている。

〇 澁谷和之(百目木人形/澁谷デザイン事務所)
1980年、秋田県美郷町生まれ。
東京の広告代理店勤務を経て、2009年に秋田で
「澁谷デザイン事務所」として独立。
東北・秋田県内を中心に、店舗ブランディング、
イベント企画、書籍の編集・デザインなどを手掛け
つつ、2017年、集落の言い伝えや歴史を形にした
「百目木(どめき)人形」の制作を始める。

<お客様へのお願い>
会期中の企画展スペースは、6名様までのご入場と
させていただきます。ご入店時は、マスクの着用、
アルコール消毒のご協力をお願いいたします。

5月25日(火) – 6月6日(日) 10:30-17:00  ※5/31休

               

05.15 – 05.17『日本のかご&蒜山のかご 展』@蒜山耕藝の食卓 くど

5/15-17日(土日月)の三日間、岡山・蒜山耕藝の
食卓「くど」さんにて、日本国内のかごを取りそろえた
販売会を開催いたします。

岡山・蒜山高原の「がま細工」は、自然豊かな高原に
広がる湿地と、長い冬を暮らす人々の知恵によって、
600年以上の歴史の中で育まれてきました。

世界的に見ても、日本ほど かごの素材となる植物が
豊富な国は他に無いのではと思っていますが、
そんな日本の中でも、特にめずらしく、貴重な編組品の
一つが「ヒメガマ」を素材とした蒜山がま細工です。

その魅力をあらためて、地元・蒜山からも発信したいと
思い、このたび3日間のかごのマーケットを開催する
こととなりました。

日本国内さまざまな素材のカゴとともに、
蒜山がま細工の定番&新作かごが並びます。
その独自の魅力を、ぜひお手に取って、
感じていただければ幸いです。

-カゴアミドリの出張販売-
『日本のかご&蒜山のかご 展』

(協力:蒜山蒲細工生産振興会)

【会期】
5月15日(土) ~17日(月)
11:00-17:00(最終日16:00まで)

【場所】
蒜山耕藝の食卓 くど
〒717-0513
岡山県真庭市蒜山下和1418-2
TEL 0867-45-7145

URL:http://hiruzenkougei.com/