日本のかご・世界のバスケット専門店 | 世界のかごカゴアミドリ

大分上野亜衣さんより
4種類の手提げかご入荷しました

大分・別府に工房を構える上野亜衣さんより、これからの季節におすすめしたい、おでかけのかごが入荷しました。

四ツ目、六つ目、八つ目と異なる編み模様の手提げかご、4種類をご紹介いたします。

上野さんとのはじめての出会いは、2021年に当店が主催した「植物とくらす in 大分」に参加していただいたのがきっかけでした。

大分のご出身。県立竹工芸訓練センターを修了し、その後独立。細やかな編み模様と、丸みのあるやさしい雰囲気が特徴の作り手さんです。

◆菱四つ目編み
http://kagoami.com/SHOP/JOG101.html
上品で落ち着いたシルエット。二本取りのひご＆小さな透かし模様がアクセントです。日常使いはもちろん、和装にもしっくりなじむ手提げかごです。

◆差し六つ目編み
http://kagoami.com/SHOP/JOG102.html
花が開くように華やかで、軽やかなデザイン。出し入れのしやすさもポイントです。

◆六つ目編み
http://kagoami.com/SHOP/JOG103.html
シンプルな六つ目模様と、長めに渡したワンハンドルのすっきりとした佇まいが魅力。さっと気軽に持ち運べる一点です。

◆八つ目編みランチバスケット
http://kagoami.com/SHOP/JOG104.html
広めの底で、お弁当箱も安定して運べる形。ちょっとしたお出かけに便利なサイズ感です。

青森宮本工芸
あけび・やまぶどうの手提げかご

老舗・宮本工芸さんからは、あけび蔓とやまぶどう樹皮を素材とした、落ち着いた色合いの手提げのかごが届いています。

津軽の雪深い土地で育った「みつばあけび」の蔓は、赤みのある色合いが特徴。

しなやかで丈夫な素材は、造形の自由度も高く、多様な編みの技法が目をひきます。

「こだし編み」は、一本の蔓の個性をそのまま活かした頑丈なつくり。自然そのまま、異なる太さの蔓を使い、ふっくらとした丸みのある形に仕上げるには、ベテランの技術が求められます。

「小松編み」は、あけび蔓を二本に割ったものを使用しているので、細やかに編みこむことができます。V字の松葉を横向きに並べたような上品な編み模様。どっしりと安定感のあるシルエットです。

「織編み」は、上下に流れる直線の編み目がすっきりとした印象。中央が高く、両端は低く、底はコロンと丸み
を帯びた仕上げになります。

それぞれの編み方と、技法にあったかたちを、見比べてみてください。

同じ宮本工芸さんでも、やまぶどうは、やまぶどうを専門とする熟練の職人さんが仕上げています。

なめし加工を施した、艶のある樹皮を使用し、隅々まで手間をかけて仕上げた、見事な2点です。

◆あじろ編み手提げロータイプ
https://kagoami.com/SHOP/JAA148.html

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新年度がスタートしました。

今年は、当店が15年目を迎える節目の年。日本各地のかごの魅力をこれまで以上にお伝えしていけるように、新しいことにもチャレンジしていきたいと思っています。

来週は、毎年4月の恒例となっている、秋田訪問に行ってきます。日頃お世話になっている作り手さんを訪ねて、冬のあいだのかごづくりについて話を聞けるのが毎回の楽しみです。

そして来週末には、秋田市でお店を構える「民芸パパヤ―」さんにお邪魔して、かごの販売会を開催します。

店名の「パパヤ―」とは、沖縄で「パパイヤ」のこと。沖縄のやちむんや全国のうつわを揃えるオーナーの阪本さんとは、共通の知人も多く、かごの作り手さんを一緒に訪ねたり、地元の伝統行事を見学するなど、日ごろから親しくしていただいています。

当店は毎年4月に秋田を、パパヤ―さんは8月に長野の工房を訪れているということで、それではお互いの店で「交換展」を開催してみようと、今回のアイデアが実現しました。

【ゆきかうカゴと器】
4/13,14日秋田・民芸パパヤ―
8/26-28 松本・カゴアミドリ

カゴと器、それぞれの地域に根差した手仕事を紹介する「交換展」です。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

2024.4.5

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