青森・弘前の伝統工芸、あけび蔓細工。
「こだし編み」の手提げです。
こだし編みは、たての蔓に横の蔓を交差させ、しっかりと締め上げていく
昔ながらの技法のひとつ。
ふっくらと張りのある、軽くて丈夫なかごが出来あがります。
蔓をたっぷりつかった縁の仕上げは「あや縁」と呼ばれ、
かご全体を端正に引きしめる役割を果たしています。
コダシというのはもともと、山でキノコや山菜などを採る際、背負ったり
腰に下げて使ったカゴの呼び名で、あけび蔓でコダシを作るときは、
軽さと強度をかねそなえた、この編み方が一般的だったそうです。
<津軽地方のあけび蔓細工>
あけびは山野に自生するつる性の落葉樹です。
寒冷な東北地方の山地に育つあけびの蔓は、とりわけ編み組みに
適しているといわれ、昔はとても豊富に採ることができました。
蔓の採取は主に、秋から雪が積もる前までの短い期間。
まっすぐに伸びた若い蔓をあつめ、枝葉をはさみで丁寧に落とし、
数か月かけて芯まで乾燥させてから使います。
採取量は、近年の気候の変化や、山に入る人が減り手入れが
及ばなくなったことなどの影響で、最盛期と比べて大きく
減少しています。
貴重な山の恵みを無駄なく編む工夫も重ねながら、職人たちの手で
制作が続けられています。
材質 | あけび蔓 |
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サイズ | 上部外寸 約38×20cm、 底内寸 約32×15cm、 高さ 約26cm (+持ち手部 約15-16cm) |
重さ | 約600g |
生産国 | 日本 (青森県 弘前市) |
簡易ギフト対応 | 不可の商品となります。 |
ご購入の前にご一読ください
- 本製品は天然のあけび蔓を利用した手作りの製品です。色むらや斑点、表皮の割れや剥がれなどが見られ、蔓の色や質感は均一ではありません。天然素材の性質としてあらかじめご理解くださいませ。
- 貴重な素材を余すことなく使うため、黒色のあけび蔓を使うことがございます。耐久性に問題はございませんので、予めご了承ください。
- サイズ、重量は、一点ずつわずかに差がございます。表示のサイズは目安とお考えください。
- 風通しの良い場所で、乾燥した状態で使用・保管してください。(高温多湿は変質の原因となります。)
お客様の声
まじゅこ様 | 投稿日:2023年05月10日 |
おすすめ度: | |
当方秋田県住みでこの小出し編みは某作家さんの作品が全国的に有名ですが…それに引けを取らない位のステキな籠バッグです!
しかも値段も超リーズナブル(苦笑) 車の助手席に乗せお買物に連れ出しておりますが信号待ちで停まった時など横を見ると 編目の美しさにうっとりしちゃいます。 |
ババ ワコ様 | 投稿日:2023年01月11日 |
おすすめ度: | |
日頃藤製ショッピングカートを利用していましたが、買い過ぎない待てるだけの小さな買物をする為に購入しました。食パン一斤も入り届いたその日から愛用しています。山葡萄の籠より軽く思い切って大き目を買いとても満足しています。使い込んで良い色合いになるのも楽しみです。有り難うございました。
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