企画展

2018
               

02.10 – 02.11『かごイチ vol.10』- またたび工房 癒里(ゆとり)市川里美さん –

◎ 出店者:「またたび工房・癒里(ゆとり)」 市川里美さん
◎ 会期:2月10日・11日(土・日)10:30 ~ 17:00
◎ 製品:またたび素材のカゴやザル、手提げかご、アクセサリーなど

福島県大沼郡金山町は、人口二千人ほどの小さなまち。
ゆったりと流れる只見川と山々に囲まれた自然豊かな土地です。
冬は豪雪地帯となるため農閑期の手仕事が発達し、古くからかごやざるなど、
身近な植物を使った道具づくりが盛んでした。

作り手の市川里美さんは、ご主人の仕事をきっかけに、10年ほど前に東京から家族4人で移住。
山に囲まれた豪雪地域での暮らしははじめての経験でしたが、自然環境に恵まれ、伝統文化を色濃く残す奥会津の田舎暮らしに魅かれていきました。
その後、金山町に伝わるまたたび細工の存在を知り、地元の名人の一人であるおじいさんに師事。
山に入っての材料採りにはじまり、一からざる作りを学びはじめました。

もともと、ものづくりが得意だったこともあり、最近では、編組品を専門とする工芸品展で、連続で入賞するほどの腕前に。二人の男の子を育てながら、金山町伝統のまたたび細工の文化継承を担う活躍をしていらっしゃいます。

材料をきれいに整え、ていねいに編み上げた市川さんのざるは、やさしいシルエットと
手当たりのよさが特徴的。毎日の暮らしをたのしむ道具としての魅力にあふれています。

「またたび工房 癒里(ゆとり)」 市川里美さんの作品をぜひご覧ください!

2015年 奥会津編組品工芸品展で金山町長賞受賞。
2016年 全国編組品工芸品展で奥会津編組品振興協議会長賞受賞。
2017年 奥会津編組品工芸品展で奥会津編組品振興協議会長賞受賞。

               

01.16 – 01.28『あけびのかごとこぎん刺し 展』

今年で5回目となる「あけびのかごとこぎん刺し 展」を、1月16日(火)-28日(日)に開催いたします。
※22日(月)23日(火)は休み

青森の津軽地方に伝わる、あけび細工とこぎん刺し。

津軽富士とよばれる名峰・岩木山の麓、その伝統をつなぐ活動をしている「みつば会(あけびのかご)」と
「岩木かちゃらず会(こぎん刺し)」のみなさんにご協力いただき、今年も展示販売会と開催いたします。

津軽の伝統的なふたつの手仕事をご覧いただける貴重な機会です!

               

01.06 – 01.07『かごイチ Vol.9』- 渡部萌さん –

次回の『かごイチ』は、1月6、7日(土日)に開催。山形より、渡部萌さんに出店いただきます。
渡部萌さんは、結び・編み組を基に日用品や装飾品を制作。
現在は山形県を拠点に、山に素材採集に出かけながら活動しています。
今回、お持ちいただくのは、あけびの蔓や胡桃の樹皮を編んだ製品です。ぜひお運びください!

企画展 ARCHIVE