企画展

2018
               

09.12 – 09.23『種から育てる箒 展 』

会期:9月12日(水)‐23日(日) 10:30-17:00(17.18日 休)

長野 松本箒、神奈川 中津箒、茨城 つくば箒、栃木 鹿沼箒。

かつて、箒づくりが盛んだった4つの地域では、作り手の高齢化や
後継者不足が深刻な時期もありましたが、現在、20代から40代までの
若い職人たちが活躍しています。

そして、材料となるホウキモロコシを育てていた農家さんたちがいなく
なってしまった今、箒職人たちは自ら畑を耕し、種を蒔き、育て、
収穫をしていました。

この企画展では、4つの産地のさまざまな箒を一堂にご覧いただけます。
店内では、種まきから収穫までの様子を撮影した動画も上映。
会期中は、職人たちによるトークイベント、ワークショップも予定しています。

知っているようで知らなかった箒の魅力、箒づくりの世界に
この機会に触れていただければ幸いです。

【トークイベント】
  9月22日(土) 18:00~
【ワークショップ】
  9月17日(月)、22日(土)、23日(日)
 →トーク&Workshop詳細

               

08.26 – 09.01『東京~岡山 カゴアミドリ 移動販売会』

国内有数のかごの産地である岡山県。先日の西日本豪雨では、作り手の方々に
直接の被害がなかったことには胸をなでおろしましたが、日頃から岡山と
つながりのある当店として何かできることはないかと、この販売イベントを
企画しました。

日本・世界各地のかごに加え、岡山からは、倉敷のいぐさのかご、蒜山のがま細工、
勝山の竹細工も並びます。ぜひお運びください。

◆ 8/26(日) 長野・松本市 Gallery sen

◆ 8/27(月) 岐阜・可児市 創作発酵レストラン 大豊軒

◆ 8/29(水)兵庫・神戸市 フクギドウ
※フクギドウ 2階の別室が会場となります。

◆ 8/31-9/1(金土)岡山・牛窓町 匙屋
※一部の製品は、8/29(水)より販売いたします。

寄付金は、特に被害に大きかった倉敷市・真備町で活動する技術系ボランティア
グループ「Team 桃太郎」さんにお渡しします。

【Team桃太郎】
地元の社会福祉協議会などと連携した、技術系ボランティアグループとして、
西日本豪雨の災害発生時に立ち上がったチームです。建設業のメンバーが
多いことから、二階まで浸水し全壊と判断された、住居の相談対応、修復する
ための技術支援活動、敷地の環境改善などを行っています。

作業時に欠かせない資材の購入も必要としており、寄付金による支援を
呼びかけています。日々の活動はfacebookページをご覧ください。
https://www.facebook.com/TeamMomotarou/

               

08.01 – 08.12『伍竹庵のざる 展』

日時:8月1日(水)‐12日(日) 10:30-17:00(6.7日 休)

栃木県茂木町で「伍竹庵」を構える五月女大介さん。

地元の伝統的な竹細工の技術を学びながら、今の暮らしに寄り添う、道具としての竹かごを手掛けています。

自然ゆたかな里山の、どこか懐かしい風景の広がる中、五月女さんは人の入る機会が少なくなってきた周辺の竹林に手を入れながら、かごの材料となる良質な真竹を選んで切り出し、工房へと運びます。

この企画展では、蕎麦ざる、水切りざる、米とぎざる、味噌こしざる等、古くから調理や台所まわりで活躍してきた「ざる」を中心に取り揃えました。

しなやかで、水切れがよく、乾きやすい、竹の優れた特性を実感していただけることと思います。
ぜひお運びください。

【トークイベント】-自然に寄り添う暮らしと竹細工- ※終了しました
日 時:8月4日(土) 18:00~19:00
詳 細:https://bit.ly/2Obbz5B

【ワークショップ】-『めかいかご』を編む-  ※終了しました
日 時:8月6日(月) 10:00~16:00
詳 細:https://bit.ly/2uWIW3t

               

07.11 – 07.22『二風谷の手仕事 展』

日時:7月11日(水)‐22日(日)  10:30-17:00(16.17日 休)

北海道・平取町の二風谷は、道内でもアイヌの人々の文化が
色濃く残る土地として知られています。

実際に二風谷を訪れてみると、木工・織物・刺繍など、アイヌの
伝統工芸品を多く目にすることができますが、その伝統を受け継いでいるのは
工芸家の方々だけではありませんでした。

今回の企画展では、この地で農園を営み、アイヌの伝統工芸にも
造詣の深い貝澤美和子さん、太一さん親子にご協力をいただき、
オヒョウ(ニレの木)の樹皮を編んだ袋状のかご「サラニプ」や、
「イタ」と呼ばれるアイヌ文様の彫られた木工品などを製作いただきました。

まわりにある自然とうまくつきあい、オリパク トゥラノ(遠慮とともに)
暮らしてきたアイヌの人々。脈々と受け継がれてきたその自然観は、
いまの私たちの暮らしにも、多くのヒントを与えてくれます。

点数に限りがございますが、二風谷に生きるそれぞれの人の中のアイヌ文化、
その価値観をお伝えできればと思っています。

<二風谷の暮らしとアイヌの文化に触れる ―お話会 & 縄づくりWS―>

二風谷の手仕事に造詣の深い貝澤美和子さんをお招きして、
お話し会とオヒョウ樹皮を使った縄づくりの体験会を行います。

               

06.13 – 06.24『八重山のかご 展 vol.2』

日時:2018月6月13日(水)‐24日(日)
10:30-17:00(18.19日休)


沖縄本島からさらに南方に位置する八重山の島々。

身近な素材をたくみに利用し、暮らしに必要な道具を
自分たちで手掛けてきた、かつての島の暮らし。

その知恵と技術を絶やさず、次の世代にもつないでいこうと
活動をしているたくさんの人々に、今年も出会うことができました。

昨年に続き、アダン・ビロウ・ゲットウ・クロツグ・トウツルモドキ等々、
沖縄ならではの植物を使った、個性あるかごたちが勢ぞろいしました。
また、沖縄本島や宮古島のかごもあわせて、島々に根付いた
かごづくりの今をお伝えいたします。

<與那覇さんのウブルづくりWS>
『八重山のかご展』の開催期間は、今年も与那国島より與那覇有羽さんを講師にお招きし、
クバ(ビロウ)の葉を使った伝統的な民具「ウブル(水汲み)」づくりを行います。
詳細、お申し込みはこちらをご確認ください。

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